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ブラジルの消えた逸材5人。天国から地獄へ…表舞台から姿を消したかつての天才たち

シリーズ:消えた逸材5人 text by 編集部 photo by Getty Images


ブラジルの消えた逸材5人【写真:Getty Images】



 若くして才能を披露して高く評価された選手が、そのままスター選手として活躍し続ける保証はない。怪我やプレッシャーに苦しみコンディションを落とす選手がいれば、ピッチ外での問題で活躍の場を失っていく選手も多い。今回は大きな期待を背負いながらも、大舞台から姿を消した5人のブラジル人選手を紹介する。[3/5ページ]

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FW:ケイリソン

ケイリソン
フィオレンティーナなどに在籍していたケイリソン【写真:Getty Images】


生年月日:1988年12月3日
主な在籍クラブ:パルメイラス、バルセロナ、ベンフィカ、フィオレンティーナ
現所属クラブ:引退

 コリチーバでプロキャリアをスタートさせたケイリソンは、2008年にブラジル全国選手権1部で21得点を叩き出すなど爆発。翌年にはパルメイラスへ籍を移すが、そこでもコンスタントに点を奪うなど、ブラジル国内屈指のストライカーとして評価を高めた。

 そして2009年夏、その活躍に注目していたバルセロナに移籍金1500万ユーロ(約18億円)で引き抜かれることに。

 ケイリソンは20歳という若さで、世界を代表するクラブの一員となった。



 しかし、バルセロナで待っていたのは輝かしい未来ではなく、レンタル地獄だった。

 スペイン到着後、間もなくしてベンフィカにレンタルされ活躍できずに終わると、翌年はフィオレンティーナに期限付き移籍する。

 そこでも結果を残せず、以降サントス→クルゼイロ→古巣コリチーバへのレンタル移籍を経験した。

 2014年にコリチーバへ完全移籍し、ようやくレンタル地獄は終わったのだが、バルセロナでは結局公式戦で1試合もプレーすることがなかった。

 この時点で、ケイリソンのキャリアは完全に歯車が狂っており、2015年には給与未払いを訴え、コリチーバを退団する。

 その後、ブラジル2部ロンドリーナへ移籍し、2017年にはポルトガルへ。欧州再挑戦を図るが、失敗に終わる。

 結局、同年にコリチーバへ戻り、2018年にロンドリーナへレンタル。2019年冬には無所属に。

 2020年10月には、アメリカのパームビーチ・スターズに所属。1年間在籍したが、2021年11月に引退を表明している。

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