サッカー史に残る名選手であるリオネル・メッシのように小柄なウインガーはしばしば「○○のメッシ」と喩えられてきた。しかし、その才能が完全に開花することなく、世界の舞台から姿を消した選手も少なくない。今回は「○○のメッシ」と呼ばれた“消えた才能”を紹介する。[5/5ページ]
——————————
MF:マルコ・マリン(ドイツ)

ドイツのメッシと呼ばれたマルコ・マリン【写真:Getty Images】
生年月日:1989年3月13日(36歳)
現所属:現役引退
2009年夏にブレーメンに加入したマルコ・マリンは、後にレアル・マドリードやアーセナルで活躍する元ドイツ代表MFメスト・エジルとともに攻撃陣を牽引。「ドイツのメッシ」という異名を付けられるなど一躍注目を集めた。
しかし、2012年夏のチェルシー移籍がキャリアの分岐点だった。
プレミアリーグでは通算16試合で1得点1アシストとまったく活躍することができず、戦力と見なされなくなった後は、セビージャやフィオレンティーナ、アンデルレヒトなど各国へのレンタル移籍を繰り返した。
結局、移籍先でも目立った活躍がなかったマリンは、2016年夏に安価でオリンピアコスに移籍。この時点で「消えた天才」と呼ばれることも珍しくなかった。
ギリシャの地で再びサッカーへの情熱を取り戻したマリンはその後、セルビアのツルヴェナ・ズヴェズダやサウジアラビアのアル・アハリなどで活躍。
そして2021年夏より1年間プレーしたハンガリーのフェレンツヴァロシュにて33歳の若さで現役を引退した。
現在は古巣ツルヴェナ・ズヴェズダで選手の育成に関わるディレクターを務めている。
【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に“今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
Xアカウント:@foot_ch
インスタグラムアカウント:foot_ch
【関連記事】
使いません!? 日本人選手を干した名監督6人
大失敗…。海外からあっという間に帰国した日本人選手5人
大炎上…。日本人に嫌われた外国人選手5人
【了】
