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大炎上…。日本人に嫌われた外国人選手5人。一体どうして? 激しい怒りを買った原因とは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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サッカー界には、国境を越えてファンから愛される多くの名選手がいる一方で、度重なる問題行動で炎上してしまう選手もいる。彼らの行動はサッカー選手としてあるまじき姿勢だ。今回は言動やプレー、あるいは素行によって日本のサッカーファンの怒りを買い、いつしか嫌われてしまった選手たちを紹介する。
※スタッツはデータサイト『Transfermarkt』を参照。情報は4月4日時点。

FW:ウスマン・デンベレ(フランス代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:1997年5月15日(27歳)
現所属クラブ:パリ・サンジェルマン(フランス)

 今季は公式戦39試合32ゴール7アシストを記録するなど、パリ・サンジェルマン(PSG)の顔として活躍しているウスマン・デンべレ。ワールドクラスの実力をもつアタッカーだが、日本のサッカーファンのなかには同選手に対する印象が良くない人も多くいることだろう。

 その理由は、人種差別発言にある。

 2019年、ヴィッセル神戸との親善試合のためにバルセロナの一員として来日していたデンべレは、宿泊したホテルの部屋にて、テレビゲーム機器の設定を行っていたスタッフを動画で撮影しながら、隣にいたアントワーヌ・グリーズマンに対し「この汚い面たちは、お前がゲームをやるためだけにいる。恥ずかしくないのか?」と発言。その後もスタッフの顔をズームして映したりと、明らかにバカにするような行動をとっていた。

 この一連の様子を撮影した動画が「#StopAsianHate」のハッシュタグとともに全世界に拡散されたことで、デンべレは猛批判を受けることに。単なる炎上では済まされず、バルセロナが「非常に遺憾に思います」と公式声明を発表するなど、クラブやスポンサー企業を巻き込んだ騒動に発展した。

 また、笑顔で動画に映っていたグリーズマンは、コナミデジタルエンタテインメントと締結していた「遊戯王」コンテンツのアンバサダー契約を解除されている。

 その後、騒動について、デンべレは自身のインスタグラムアカウントを通して謝罪メッセージを投稿。「彼らに心から謝罪する」と述べ、人種差別の意図は無かったと弁明したが、この投稿がさらに火に油を注ぐことになった。

 というのも、このメッセージは24時間で自動的に閲覧できなくなる「ストーリー」機能を使って投稿されたもの。一部のユーザーからは、デンべレがこの件を軽視しているように見えたのだろう。自身が起こした騒動に対する姿勢が物議を醸した。

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