
ワールドカップで復活した5人のスーパースター【写真:Getty Images】
これまでFIFAワールドカップ(W杯)では数々のスーパースターがプレーした。その中には、直前まで怪我を負って万全な状態ではなかった選手たちの「復活劇」という奇跡の物語も生まれている。今回は、怪我からW杯で復活した5人のスーパースターを紹介する。[1/5ページ]
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MF:デヴィッド・ベッカム(元イングランド代表)

イングランド代表MFデヴィッド・ベッカム【写真:Getty Images】
生年月日:1975年5月2日
怪我明けで出場したW杯:2002年大会
2002年大会成績:5試合1得点3アシスト
2002年に行われたFIFAワールドカップ(W杯)日韓大会で、日本でも社会現象が起きるほどに人気を博したデヴィッド・ベッカムも大会直前までは怪我に悩まされていた。
当時マンチェスター・ユナイテッドに所属していたイングランド代表の主将は、W杯開幕まで2ヵ月に迫った4月のリーグ戦で左足の中足骨を骨折。W杯の出場も危ぶまれる大怪我だった。
それでもイングランド代表のメンバーに名を連ねたが、大会直前の2つの強化試合も欠場。直前まで本大会に間に合うのか懸念されていた。
それでもベッカムは驚異的な回復力で開幕に間に合わせ、初戦のスウェーデン代表戦ではコーナーキックから代名詞とも言えるクロスでソル・キャンベルの先制ゴールをアシスト。続くアルゼンチン代表戦では44分にPKを決めて勝利に導いた。
イングランド代表は1998年のフランスW杯でアルゼンチン相手にPK戦で敗れており、そのリベンジを果たす意味でも大きな得点だった。
ベッカムが主将として牽引した”スリーライオンズ”は最終的に同大会で優勝を果たすブラジル代表に準々決勝で敗戦。それでも彼自身は、怪我明けにも関わらず5試合で1得点3アシストの活躍を披露した。
甘いマスクだけでなく、プレーでも世界中の人々の心を鷲掴みした。