
ワールドカップで復活した5人のスーパースター【写真:Getty Images】
これまでFIFAワールドカップ(W杯)では数々のスーパースターがプレーした。その中には、直前まで怪我を負って万全な状態ではなかった選手たちの「復活劇」という奇跡の物語も生まれている。今回は、怪我からW杯で復活した5人のスーパースターを紹介する。[2/5ページ]
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FW:ルイス・スアレス(元ウルグアイ代表)

ウルグアイ代表FWルイス・スアレス【写真:Getty Images】
生年月日:1987年1月24日
怪我明けで出場したW杯:2014年大会
2014年大会成績:2試合2得点0アシスト
ウルグアイ代表のルイス・スアレスは2014年に行われたFIFAワールドカップ(W杯)ブラジル大会で、イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニに嚙みつく事件を起こして話題を集めた。
当時はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)がなかったため主審に見逃されたが、後に問題となって「代表戦9試合出場停止」と「サッカー活動4ヵ月禁止」という重い処分を受けている。
前代未聞の「噛みつき事件」ばかりが印象に残っているかもしれないが、スアレスはブラジルW杯の出場が危ぶまれていた。
リヴァプールでプレーしていた2013/14シーズンのスアレスはキャリア最高のパフォーマンスを披露しており、プレミアリーグ33試合で得点王となる31ゴールを記録。南米出身の選手では初のPFA年間最優秀選手賞とプレミアリーグ年間最優秀選手賞を受賞した。
この輝かしいシーズンを終えた直後にスアレスは左膝の半月板の手術を断行する。これによってW杯出場が危ぶまれていた。
開幕戦のコスタリカ戦(×1-3)には間に合わなかったが、グループリーグ第2節イングランド代表戦で先発出場。復帰戦にも関わらず2ゴールを決めて2-1の勝利に貢献し、初戦に敗れていたチームの救世主となった。
グループリーグ最終戦のイタリア代表戦で先述した前代未聞の事件を起こしてしまい、決勝トーナメント以降は出場することができず。
Wエースの一角を失ったウルグアイ代表はラウンド16でコロンビア代表に敗れて大会から姿を消した。