出発前に取材に応じるなでしこジャパンの高橋はな【写真:編集部】
なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)の国内組4選手が2月23日、来月開幕するAFC女子アジアカップ2026に向けて、成田空港から開催地のオーストラリアへ出発した。三菱重工浦和レッズレディースの高橋はなが取材に応じ、女子アジアカップへの意気込みを語った。
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なでしこジャパン高橋はな、26歳の抱負とは?
AFC女子アジアカップ2026は、来年にブラジルで開催されるFIFA女子ワールドカップ2027の出場権がかかった重要な大会となる。
12チーム中上位6チームにW杯出場権が与えられることになるが、なでしこジャパンは出場権を得ることはもちろん、2大会ぶり3度目の優勝を目標に掲げている。
前回大会に出場した高橋はなは「アジアの舞台を経験させてもらって、先輩たちからいろんな話を聞いて、アジアの難しさは常々言われてきています」とアジアで勝つことの難しさに触れ、こう続けた。
「今後、世界を目指す上でアジアはもう絶対に突破しなければならないですし、こんなところで本当に躓いている場合ではないのもしっかり頭に入れてプレーするべきだと思うので、まずはもちろん、出場権を取るためにやるべきことをしっかりやりたいです。
その先の優勝という目標に向けて、自分にできることは何かを常に考えながら行動していきたいなと思います」
アジアの舞台というと、直近では去年7月の東アジアE-1サッカー選手権2025で、なでしこジャパンは3連覇を逃し、3位という結果に終わっている。
「あのとき、勝ち切れなかった試合があったので、そういった自分たちの弱さや甘さも見えましたし、スタイルが少し似通ったチームとやるのは非常に難しい。
そこに対する難しさもあるが、あのときから成長した姿を見せなきゃいけないと思いますし、個人的にはそこで悔しい思いをしたので、大会は違えど、リベンジというか、必ずあのときの借りを返したいなと思います」
大会は異なるが、同じアジア勢と戦うとあって、高橋の中で去年味わった悔しさを払拭するには恰好の機会となる。
2月19日に26歳の誕生日を迎え、「今の私があるのは本当にたくさんの方々のおかげだなと常々思うので、感謝の気持ちと思いやりの心を忘れずに、26 歳も笑顔で楽しく過ごしていきたいなと思います」とトレードマークの笑顔を弾けさせ、気持ちも新たにしている。
女子アジアカップの開催地・オーストラリアは現在、夏にあたり、30度を超える暑さだが、チームからはサウナや長風呂に入るなどの暑熱対策の共有があったという。
「いざ現地に行くと、『思ったより暑いね』とはなると思うので、準備してきたものももちろんあるけど、どちらかと言ったら、行ったときに体感して、それをいかに早く体に循環させられるかが重要になるかなと思います。
気持ちの持ちようでどうにかなるかなって(笑)そこもポジティブに、楽しくやれたらいいかなと思います」と高橋らしい答えが返ってきたが、それはこの日の高橋の服装にも表れていた。
「(きょうは)本当に暑くて暑くて。最近寒かったので、日本が。だから、暖かいところに行けるな、ぐらいの感覚でやっていきたいなと思います」と他の選手がジャケットを羽織る中、半袖だった高橋。
頼もしい言葉もそうだが、プレーでチームを引っ張り、目標であるアジアの頂を手にし、満開の笑顔を咲かせてほしいものだ。
(取材・文:竹中愛美)
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