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「そのために呼ばれたと思っている」成宮唯がなでしこジャパンでも違う色を放つ。「自分にしかないものを持っている」アジアカップへ決意

text by 竹中愛美 photo by Editor
なでしこジャパン 成宮唯

出発前に取材に応じるなでしこジャパンの成宮唯【写真:編集部】



 なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)の国内組4選手が2月23日、来月開幕するAFC女子アジアカップ2026に向けて、成田空港から開催地のオーストラリアへ出発した。INAC神戸レオネッサの成宮唯が取材に応じ、女子アジアカップへの抱負を語っている。
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WEリーグを牽引する成宮唯の武器とは?

 出発前日は、WEリーグ首位攻防戦となった日テレ・東京ヴェルディベレーザとの試合日だった。

 加えて、31歳の誕生日で、WEリーグ100試合連続出場、さらには、自らを祝う決勝点を決めたとあって、成宮唯にとってはこれ以上ない状態で代表活動に臨むこととなる。

「良い選手もたくさんいますけど、自分にしかないものを持っているとも思っていますし、また違った色を自分が出せたらいいなと思っているので、自分で1つ何か違いを見せれたらいいなと思います」

 そのひとつとなりそうなのが、ニルス・ニールセン監督も「小柄ながらランニング能力が高く、インパクトを残せる選手」と評価したように、優れた技術もさることながら、攻守にわたる豊富な運動量だろう。

 それは、成宮が所属するINAC神戸レオネッサの、攻守において走り切るサッカーにも通じており、なでしこジャパンでも共通している部分でもある。

「本当にINACでやっている守備も攻撃っていう、守備の強度のところでは、普段からやっていることをそのまま出せばいいと思っています。そこは本当に戦術云々より、すぐに適用できるところだと思うので、出していきたいなと思います」



 武器である走力を活かして、相手選手をかき乱し、よりゴールに近いところへ入っていく推進力は魅力だ。

「2列目からの飛び出しであったり、本当にマークがつきづらいだろうなという動きを自分も考えてプレーしている。ゴールに絡むところでその期待に応えたいですし、そのために呼ばれたと思っている」

 来月に開幕するAFC女子アジアカップ2026は、来年にブラジルで開催されるFIFA女子ワールドカップ2027の出場権がかかった重要な大会でもある。

 成宮にとってもW杯は「本当に絶対に行きたい場所ではありますし、年齢は高い方ですけど、全然まだまだできると思っています。そこは目標にしてはいます」と明言したように、サッカー選手として目指している舞台だ。

「前回大会も参加させてもらったんですけど、アジアは本当に段々レベルも上がってきていると思います。

 私はE-1選手権(東アジアE-1サッカー選手権2025)にも参加して、中国と韓国に勝てていないのがすごく悔しい気持ちで帰ってきたので、W杯の出場権を得ることが第1優先ですけど、優勝をチームとして取れるようにやっていきたいなと思います」

(取材・文:竹中愛美)

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【了】

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