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「まるで世界が逆さまだ」憧れだったユベントスを超える存在へ!?“準ビッグ化”に地元紙も困惑「まだ遠足気分が抜けきらない」

text by 編集部 photo by Getty Images

ユベントスを下したコモ
ユベントスを下したコモ【写真:Getty Images】



 セリエA第26節、ユベントス対コモの試合が現地時間21日に行われ、コモが2-0の勝利を収めた。コモの快進撃は止まらず、ついにビッグクラブのユベントスを喰らうまでに成長を続けている。この変貌ぶりに地元のサポーターもついていけていないのかもしれない。イタリア紙『ラ・プロヴィンチャ・ディ・コモ』が23日に報じている。
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コモの変貌ぶりが凄すぎて…

 かつてコモは、財政破綻によりセリエD(イタリア4部)落ちを経験した。

 もともと資金力に乏しいクラブで、下部リーグを行ったり来たりするほど、セリエAにいた期間は短い。

 セリエA優勝争い、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)争いなんてものには、全く縁がない規模の小さなクラブだった。

 それが今や、CL出場が現実的に思えるほどの上位にいる。

 手が届かない存在と思われていたユベントスも、手が届くどころか、超えることさえできるほどの射程圏内にいる。

 果たして約7年前に、現在のような快進撃を想像した人はいたのだろうか。

 そう思うほど、コモの変貌ぶりは凄い。

 大きな変化が起きたのは、2019年4月にインドネシアの巨大財閥ジャルム・グループに買収された時だ。

 コモは世界で最もリッチなクラブの一つへ変貌し、セスク・ファブレガスやティエリ・アンリといったサッカー界の大物も株主として経営に参加している。

 この変わりようを見て、地元の同紙は「まるで世界が逆さまだ。

 私たちは、それに慣れることができるだろうか?」と疑問を呈している。



 続けて「もう驚くのはやめる時が来たのかもしれない。

 だが、長年染みついた意識を変えるのは簡単ではない。

 この状況に慣れるまでに、一体どれくらいかかるのだろうか。

 120年もの間、地方の小さなクラブとして、壁を引っかくようにして力を振り絞り、居場所を必死に切り開いてきた歴史があるのだ。

 そう簡単に私たちのメンタリティーは変わらない。

 とはいえ、どうやらサプライズの時期は終わりを迎えつつあるようだ。

 コモは今やリーグの“準ビッグ”といえる存在になりつつある。

 そして近いうちに、あらゆる勝利を偉業として受け止めることもなくなるだろう」との見解を示した。

 そして、コモのサポーターについては「破産や絶望を経験し、苦しみに慣れきったサポーターが、憧れたユベントスの本拠地に遠足気分で乗り込んでいる。

 まるで地面から2メートル浮かんでいるかのように、どこかふわふわ浮いたように歩いている。

 サン・シーロへ、オリンピコへ行き、堂々と主導権を握る。

 まさに、世界が逆さまだ」と伝えている。

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