
世界のクラブ、25/26シーズン移籍収益ランキング6~10位【写真:Getty Images】
2025/26シーズンの移籍市場も幕を閉じた。今シーズンも多くのクラブが多額の資金を投じて選手を獲得したが、その中には多くの移籍金による収益を得たクラブも存在する。今回は、夏と冬の移籍市場における各クラブの「純利益」をランキング形式で紹介する。※本記事はデータサイトデータサイト『transfermarkt』を参照して作成しています[3/5ページ]
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8位:リヨン(フランス)

リヨンMFパヴェル・シュルツ【写真:Getty Images】
監督:パウロ・フォンセカ
移籍金による収益額:6200万ユーロ(約111.6億円)
フランスを代表する名門であるリヨンは、昨季終了後に財政的な問題で一時的に2部降格処分を受けるなど激動の夏を過ごしていた。
結果的には異議申し立てが成功する形でリーグ・アンに残留。
それでも主力選手の流出が相次ぎ、フランス代表MFライアン・チェルキ(→マンチェスター・シティ)を筆頭に、ジョージア代表FWジョージズ・ミカウタゼ(→ビジャレアル)、元フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼット(NEOM)らがチームを去った。
夏と冬を合わせて1億1200万ユーロ(約201億円)の収入を得たが、先述した財政的な問題もあって高額な移籍金で選手を獲得することには消極的だった。
そのため移籍金による収益は6200万ユーロ(約111.6億円)と多くのプラスとなっている。
それでも低予算の移籍金で獲得した選手たちが即戦力として大活躍しているのが、リーグとUEFAヨーロッパリーグ(EL)の両大会で結果を残すことができている要因だ。
リヴァプールから今季の最高額である1000万ユーロ(約18億円)で獲得したU-21イングランド代表MFタイラー・モートンは中盤の要としてフル稼働。
ヴィクトリア・プルゼニから750万ユーロ(約13.5)億円の移籍金で獲得したチェコ代表MFパヴェル・シュルツはここまで公式戦13ゴールと大ブレイクしており、冬にレアル・マドリードからローン移籍で加入したブラジル代表FWエンドリッキも得点を量産している。
今季の目標だった財政の安定と強化の両方を同時に進めることができているのは、リーグ・アンと欧州大会での経験が豊富なパウロ・フォンセカ監督の手腕によるものだろう。