
世界のクラブ、25/26シーズン移籍収益ランキング6~10位【写真:Getty Images】
2025/26シーズンの移籍市場も幕を閉じた。今シーズンも多くのクラブが多額の資金を投じて選手を獲得したが、その中には多くの移籍金による収益を得たクラブも存在する。今回は、夏と冬の移籍市場における各クラブの「純利益」をランキング形式で紹介する。※本記事はデータサイトデータサイト『transfermarkt』を参照して作成しています[4/5ページ]
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7位:レアル・ソシエダ(スペイン)

レアル・ソシエダFWゴンサロ・ゲデス【写真:Getty Images】
監督:ペルグリノ・マタラッツォ
移籍金による収益額:6400万ユーロ(約115.2億円)
レアル・ソシエダは昨シーズン限りでイマノル・アルグアシル監督が退任したことで、1つの時代に区切りがついたと言えるだろう。
指揮官がチームを去った同じタイミングで、下部組織出身のスペイン代表MFマルティン・スビメンディがアーセナルに完全移籍。クラブ史上2番目に高額な7000万ユーロ(約126億円)の移籍金を残してラ・レアルを去った。
夏と冬を合わせて他にも何選手が退団したが、主力クラスの退団はスビメンディのみ。
合計8500万ユーロ(約153億円)の移籍金の収入の大半がスペイン代表MFのものだった。
イマノルの後任に外部から新監督を招聘するのではなく、Bチームを率いていたセルヒオ・フランシスコの昇格からもわかるように、レアル・ソシエダはカンテラ至上主義で知られる。
そのため移籍市場への投資も消極的で、ほぼ補強がないままシーズンが開幕した。
チームの大黒柱だったスビメンディの後釜もすぐに獲得しなかったのも、ミランデスから復帰したカンテラ産のジョン・ゴロチャテギへの期待値の高さからだった。
今季のレアル・ソシエダは移籍金の収入に対しておよそ4分の1となる2150万ユーロ(約38.7億円)の支出に留まっている。
この限られた予算で獲得した選手が即戦力として機能しており、ラ・リーガ復帰となったFWゴンサロ・ゲデスとカルロス・ソレールがチームの中心に定着。
12月に新監督に就任したペッレグリーノ・マタラッツォ体制ではわずか1敗と、開幕時点では絶望的だった欧州カップ出場権獲得の可能性も見えてきた。