
世界のクラブ、2025/26シーズン移籍収益ランキング1〜5位【写真:Getty Images】
2025/26シーズンの移籍市場も幕を閉じた。今シーズンも多くのクラブが多額の資金を投じて選手を獲得したが、その中には多くの移籍金による収益を得たクラブも存在する。今回は、夏と冬の移籍市場における各クラブの「純利益」をランキング形式で紹介する。※本記事はデータサイトデータサイト『transfermarkt』を参照して作成しています[1/5ページ]
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5位:ブライトン(イングランド)

ブライトンに所属するFWチャラランポス・コストゥラス【写真:Getty Images】
監督:ファビアン・ヒュルツェラー
移籍金による収益額:6600万ユーロ(約118.8億円)
プレミアリーグの中で「育成クラブ」としての立ち位置を確立したブライトンだが、直近の2シーズンは肝心な育成の部分で苦しんでいる。
昨季はモイセス・カイセドやアレクシス・マック・アリスターらの売却で得た収入を市場に再投資する形でクラブ史上最大規模の補強を行い、純利益はマイナス2億3000万ユーロ(約414億円)を記録した。
今季は移籍金の収支でプラス6600万ユーロ(約118.8億円)を記録しており、昨季とは対照的な結果となっている。
これは夏の移籍市場でブラジル代表FWジョアン・ペドロ(→チェルシー)やコートジボワール代表FWシモン・アディングラ(→サンダーランド)、エクアドル代表DFペルビス・エストゥピニャン(→ミラン)らを計1億4500万ユーロ(約261億円)という多額の移籍金で売却したことで達成できた。
収益がプラス6600万ユーロ(約118.8億円)ということからもわかるように、選手売却で獲得した資金をマーケットに再投資している。
ギリシャ代表FWチャラランポス・コストゥラスやベルギー代表DFマクシム・デ・カイペルら6選手に8200万ユーロ(約147億円)を投じた。
しかし、この「投資」が直近の2シーズンではあまり機能していない。
ロベルト・デ・ゼルビ体制でのカイセドやマック・アリスターのようなブレイクがなく、昨季獲得したブラヤン・グルダと今季獲得したディエゴ・コッポラは今冬にローン移籍で退団。育成の部分に不安を残している。
来季以降も「獲得」→「育成」→「売却」のサイクルを回すためには、現トップチームの育成力にかかっている。