
世界のクラブ、2025/26シーズン移籍収益ランキング1〜5位【写真:Getty Images】
2025/26シーズンの移籍市場も幕を閉じた。今シーズンも多くのクラブが多額の資金を投じて選手を獲得したが、その中には多くの移籍金による収益を得たクラブも存在する。今回は、夏と冬の移籍市場における各クラブの「純利益」をランキング形式で紹介する。※本記事はデータサイトデータサイト『transfermarkt』を参照して作成しています[4/5ページ]
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2位:ボーンマス(イングランド)

ボーンマスのラヤン【写真:Getty Images】
直近の2シーズンで最も多額の移籍金で選手を放出しているのがボーンマスである。
すでにブライトンからプレミアリーグ最高の「育成クラブ」というポジションを奪ったと言えるだろう。
アンドニ・イラオラ体制で2季目だった昨季は多くの選手たちがブレイク。昨夏の移籍市場だけで、スペイン代表DFディーン・ハイセン(→レアル・マドリード)、ウクライナ代表DFイリヤ・ザバルニー(→パリ・サンジェルマン)、ハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズ(→リヴァプール)らがビッグクラブに引き抜かれた。
冬の移籍市場ではチーム得点王のアントワーヌ・セメンヨがクラブ史上最高額となる7200万ユーロ(約129.6億円)の移籍金を残してマンチェスター・シティへと完全移籍。
夏と冬を合わせると、移籍金だけで3億1000万ユーロ(約558億円)という莫大な収入を得た。
これを移籍市場に再投資する形でボーンマスは強化を図っており、夏と冬を合わせて1億8000万ユーロ(約324億円)の移籍金で計11選手を獲得。そのうち10代の選手が3人と、引き続き若手路線でチームの強化を図っている。
選手が育たなければ成立しない若手路線を継続できるのは、アンドニ・イラオラ監督の手腕が大きい。
今冬にセメンヨの後釜として獲得した19歳のブラジル人FWラヤンはプレミアリーグ4試合で2ゴール1アシストと早くもフィット。
夏の新加入選手も含めて、適応に時間がかからないのがスペイン人指揮官の優れた手腕の1つである。
ボーンマスとしては、今季限りで現行契約が満了となるイラオラ監督の残留がチームの最優先事項となるだろう。