UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)プレーオフ2ndレグ、インテル対FKボデ/グリムトの試合が現地時間24日に行われ、インテルが1-2の敗戦を喫した。この結果、ナポリに続いてインテルも敗退し、イタリア勢が全滅の危機に瀕している。それが実現すれば、ある連続記録が途切れることになる。
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1990年代に世界の羨望の的だったイタリア勢はどこへ…
今季のインテルはここまで絶好調だった。
ボデにシーズンダブルを喰らうまで、直近では公式戦6連勝。セリエAでは21勝1分4敗の成績を収め、勝ち点64で首位独走している。
とはいえボデも大物食いを続けるほど勢いがあり、マンチェスター・シティ、アトレティコ・マドリードという強豪クラブも餌食になっていた。
それを考えれば、インテルにとって、今回はくじ運が悪かったと言えるかもしれない。
しかし、今季はインテルだけでなく、イタリア勢全体で異変が起きている。
グループステージでセリエA王者ナポリが敗退し、プレーオフの1stレグではユベントスがガラタサライに2-5、アタランタがボルシア・ドルトムントに0-2で黒星を喫している。
2ndレグで逆転できなければ全滅するという状況にあり、まさにイタリア勢は風前の灯である。
かつて、これほどまでにセリエAのクラブが危機に陥ったことは一度もなかった。
欧州最高峰の大会でベスト16による決勝トーナメントが再導入された2003/04シーズン以降、少なくとも1クラブは必ずイタリア勢が勝ち上がってきた。
過去22年間のうち12回は、3クラブが進出している。
さらに言えば、大会形式が異なっていた時期も含め、1987/88シーズンにナポリが欧州カップ1回戦でレアル・マドリードに敗退して以来、毎年少なくとも1クラブはベスト16(または他の形式で行われた場合は最初のノックアウトラウンド)に進んできた。
しかもイングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランスという欧州5大リーグ以外のクラブに敗れて大会から去るのは、クラブ史上初めてである。
1990年代に世界の羨望の的で、強かったセリエA勢の姿は、今やどこにもない。
果たして、少なくとも1クラブは必ずイタリア勢が勝ち上がるという連続記録が、ここで途切れることになるのだろうか。
