なでしこジャパンの松窪真心【写真:Getty Images】
なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)は2月24日、来月開幕するAFC女子アジアカップ2026に向けて、開催地のオーストラリアで始動した。ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)のノースカロライナ・カレッジに所属する松窪真心がオンライン取材に応じ、今大会にかける思いを語った。
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「自分でも期待したい」松窪真心がなでしこジャパン初ゴールへ意欲
「フル代表で初めての大きな大会なので、少し緊張はしているんですけど、こういう厳しい大会こそすごく楽しみな気持ちでいっぱいです」
松窪真心は、これまで各年代別の代表を経験し、去年2月、ニルス・ニールセン監督の初陣となったシービリーブスカップでなでしこジャパンデビューを果たした。
昨季は、所属先のノースカロライナ・カレッジでリーグ戦全26試合に出場し、得点ランキング3位となる11ゴールをマーク。NWSL史上最年少ハットトリックも達成し、リーグ年間最優秀MFに選出されるなど、飛躍のシーズンを送った。
WEリーグやイングランド、ドイツなど現在もシーズン中の他の選手とは違い、現在はオフシーズンだが、3月開幕の来季へすでに動き出しており、コンディション面も問題はなさそうだ。
「チームのスタートが割と他のチームより早めだったのもあるので、結構準備期間はあったと思いますし、フィジカル面も含めてコンディションを上げられてきたのかなとは思っています」
所属クラブでの活躍をなでしこジャパンでも見せたいと、そう思っているのは、他ならない、松窪自身だろう。
「アタッカーなので、ゴールに関わるプレーは自分の役割だと思いますし、チームに勢いをつけるのが自分の得意な(ところ)。その自分のプレースタイルがチームにもたらしている役割なのかなと思います」
なでしこジャパンでは10試合に出場し、ここまでノーゴールだが、「自分でも期待したいです。ゴール前でのアイデアは増えているのかなと思うので、そこを活かせたらいいなと思います」と代表初ゴールに意欲をみせた。
所属クラブや代表で求められる役割は当然異なるが、トップやトップ下、ウイング、サイドハーフなど様々なポジションをこなす松窪だが、自身がやりたいポジションと適性は現時点でどうなのだろうか。
「それはまだ自分の中でもなんか、『あ、ここだな』と思う、自分にフィットしていると感じる部分はまだ探り探りなんですけど、やっぱり10番(のポジション)で、トップ下で出ることが多いので、そこで自分の良いところを出せたらいいかなと思います」
魅力であるスピードを活かした背後への抜け出しはもちろん、ゴールに直結するようなプレーを出すことができれば、自ずとチームの勝利に繋がっていくだろう。
AFC女子アジアカップ2026は、来年ブラジルで開催されるFIFA女子ワールドカップ2027の出場権がかかった重要な大会でもある。
「もちろんチームとして優勝したいですし、それに貢献したいのはもちろんですけど、大きい大会だからこそ、自分にしか持っていないものをしっかりみせて、次に呼んでもらえるようなプレーをしたいなと思います」
W杯出場権がかかった大切な大会でも気負いはない。ほんの少しの緊張感も楽しみに変えて、思う存分プレーしてもらいたい。
(取材・文:竹中愛美)
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