なでしこジャパンの大熊茜【写真:Getty Images】
なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)は2月24日、来月開幕するAFC女子アジアカップ2026に向けて、開催地のオーストラリアで始動した。INAC神戸レオネッサの守護神・大熊茜がオンライン取材に応じ、「この大会で90分フル出場したい」と意気込みを語っている。
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なでしこジャパンの大熊茜が先輩GKに負けない武器とは?
「自分の強みであるビルドアップやシュートストップというところで強みを出せていけたらいいなと思います」
大熊茜は自身の武器をAFC女子アジアカップ2026でも示しに行くつもりだ。
所属クラブのINAC神戸レオネッサでは、今季から指揮を執る宮本ともみ監督のもと、守護神としてチームの勝利に貢献。WEリーグで現在、首位を走るが、そうした環境でプレーできていることが自身の成長にも繋がっているようだ。
「自分自身、成長できています。INAC神戸で昨シーズン、監督とかもいろいろ変わった中で求められることも変わっているが、楽しくサッカーができています」
指揮官やチームメイトからは激励の言葉をもらったという。
「爪痕を残して来いというのは言われていて、自分の持っている力を出せればと(思う)。強気な言葉をかけられたので、自分も自信を持ってプレーしていけば、チャンスがあると思うので、そういうチャンスを掴みたいなと思います」
代表では、2024年10月、20歳のときになでしこジャパンに初選出されると、去年7月の東アジアE-1サッカー選手権2025でデビュー。
12月のカナダ女子代表との国際親善試合で2度目の先発を果たすが、果敢な守備から相手選手と接触したときに頭を打ちつけ、無念の途中交代となってしまった。
今回招集されているなでしこジャパンのゴールキーパーは、大熊に加え、山下杏也加と平尾知佳の3人。海外でも活躍する経験豊富な2人からは刺激を受けている。
「2人は自信があふれている選手。自分はまだまだ自信を持ちながらあまりプレーできていなかった。立ち振る舞いのところが勉強になっているので、自信を持ちながらプレーしているところを盗みたいなと思います」
2人にも負けない武器を「1対1での粘り強い守備」と挙げた大熊。今大会で2人の先輩から良いところを盗むこともそうだが、試合の中で得られる経験はさらなる成長を促すことになるだろう。
女子アジアカップは来年、ブラジルで開催されるFIFA女子ワールドカップ2027の出場権がかかった重要な大会でもある。
12チーム中上位6チームにW杯出場権が与えられることになるが、なでしこジャパンは出場権を得ることはもちろん、2大会ぶり3度目の優勝を目標に掲げている。大熊自身も今大会の先を見据えている。
「アジアはレベルが高いというイメージが自分にもある。1番は優勝して、W杯に出たいですし、自分もそのW杯に行けるように常に良い準備をしたいなと思います」
(取材・文:竹中愛美)
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