マンチェスター・ユナイテッドに所属する23歳のベルギー代表GKセンヌ・ラメンスは、今でこそ多方面から大きな注目を浴び、誰もが知る存在となっている。しかし、ベルギーの国内リーグでプレーしていた時期は、全く無名の存在だったようだ。マンUのOBであるマイケル・オーウェン氏たちが明かしたと、英メディア『ユナイテッド・イン・フォーカス』が25日に報じている。
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センヌ・ラメンス、“伝説的守護神”さえ知らない存在だったが…
ラメンスはベルギー1部のクラブ・ブリュージュの下部組織で育つと、2020年7月にトップチームへ昇格した。
翌年デビューを果たすも、1試合だけの出場でシーズンを終えることになる。
なかなか出番が訪れず、日の目を見ない中、契約満了に伴って2023年夏にブリュージュを退団した。
ようやく活躍のチャンスが訪れたのは、同年7月にロイヤル・アントワープへ加入してからだ。
昨季は公式戦44試合に出場し、ほとんどの試合で先発起用されている。
とはいえ、本当に実力を披露できたのは、この1年間だけしかなく、まだベルギー代表の試合に出場したこともなかった。
それにもかかわらず、マンUは昨年9月に移籍金1810万ポンド(約36億2000万円)でラメンスを獲得し、2030年6月までの長期契約を結んでいる。
ほぼ青田買いにも近い補強だったが、すでにマンUのスカウト陣は、ラメンスの潜在能力を見抜いていたのかもしれない。
ラメンスが加入1年目で公式戦22試合に出場し、5試合のクリーンシートを記録していることについて、オーウェン氏は「本当に印象的な活躍を見せている。
GKは長年問題だったポジションだったし、ある意味で偶然見つけたようなものだ」と、驚きを隠せない様子で語った。
それに対し、司会者のスティーブ・バウアー氏は「偶然と言ったね?
つまり、そういうこと。スカウト陣の功績を認めるべきだ。
ラメンスはほとんど注目されていなかった存在だった。
私は契約が決まった日にシュマイケルへメールを送ったんだ。
シュマイケルは世界中のGKをチェックしている人物だが、彼はこう言ったよ。
誰それ?彼のことは全く知らない。とね」と述べている。
ラメンスはルベン・アモリム前監督の時期から起用され続けているが、果たして誰が、この超逸材を見つけてきたのだろうか?
