ママドゥ・クリバリとアクラフ・ハキミ
【写真:Getty Images】
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ、パリ・サンジェルマン(PSG)対ASモナコの試合が現地時間25日に行われ、2-2の引き分けに終わったものの、合計スコア5-4でPSGが決勝トーナメント進出を決めた。フランスメディア『Foot01』は同日に、この試合でモナコMFママドゥ・クリバリの退場を誘発したPSGのDFアクラフ・ハキミに注目している。
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見事なシミュレーション
モナコのホームで行われた1stレグは、PSGが3-2で勝利していた。45分、MFマグネス・アクリウシェがゴールを決めて、モナコが合計スコア3-3とする。
迎えた58分、ボールを持っていたハキミに対してクリバリがタックルを仕掛けた。クリバリと接触したハキミはピッチに倒れ込んでしまう。結局、クリバリに対しては2枚目のイエローカードが提示されて、モナコは数的不利に陥ってしまった。
その後、60分、66分とPSGが立て続けにゴールを決める。それでも、後半アディショナルタイム、1人少ないモナコはDFジョルダン・ティーゼの得点で1点差に詰め寄った。しかし、反撃はそこまで。合計スコア5-4でPSGが決勝トーナメント進出を決めている。
同メディアは、「審判がPSG戦でモナコを台無しにした」と前置きし、クリバリの退場処分について次のように伝えた。
「PSGを相手にリードしていたモナコだったが、わずか数分間で試合の流れが一変した。クリバリが3分間で2枚のイエローカードを受けて退場処分となった。
SNSでは判定が厳しすぎるとの批判が殺到しており、『ハキミのシミュレーションは見事なものだ。劇団に即入団できるレベルだ』という声もあがっている」
試合後の会見で、モナコを率いるセバスチャン・ポコニョーリ監督は、「(レッドカードが試合のターニングポイントだったかと聞かれると)そうだ。もしあのレッドカードだけを挙げるなら、不当だったと思う」と、クリバリの退場処分に不満を示した。
また、「10分後にヴァンデルソンの足を第4審判の前で踏みつけたリュカ・エルナンデスにもカードを出すべきだった。ワールドカップ優勝選手であるエルナンデスには落ち着くように指摘するだけで、若い選手であるクリバリには同じことをしない。これはダブルスタンダードだと思う」と、言葉を続けている。