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「サッカーってこんなに楽しかったんだ」浜野まいかはトッテナムでの充実ぶりをなでしこジャパンでも発揮する。「試練を乗り越えてきた」

text by 竹中愛美 photo by Getty Images
なでしこジャパン 浜野まいか

なでしこジャパンの浜野まいか【写真:Getty Images】



 なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)は2月26日、来月開幕するAFC女子アジアカップ2026に向けて、開催地のオーストラリアでトレーニング3日目を終えた。イングランドのウィメンズ・スーパーリーグ(WSL)のトッテナム・ホットスパーFCウィメンに所属する浜野まいかがオンライン取材に応じている。
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なでしこジャパン浜野まいかが前回のW杯からここまでの道のりを振り返る

 アメリカの大手メディア「ESPN」が特集した女子アジアカップの注目選手10人の中に選ばれた浜野まいかは、2022年になでしこジャパンデビューを果たすと、翌年にINAC神戸レオネッサからチェルシーFCウィメンに完全移籍。

 2023年のFIFA女子ワールドカップ(W杯)に出場し、昨季はチェルシーでWSL6連覇を含む国内3冠達成に貢献した。

 だが、今年1月、出場機会を求めて、トッテナム・ホットスパーFCウィメンへのレンタル移籍を決断する。

「W杯まで連れて行ってもらえて、(大会開幕直前に)2回(肩を)脱臼して、あまり出場もできずにすごく悔しい思いをしたんですけど、そこから(期限付き移籍先の)スウェーデンのチームからチェルシーに行って、今もまたローンでトッテナムに行って、本当にずっと自分の中にある恐怖と戦っていた。夢を叶えるためにたくさんの試練を乗り越えてきたと思っている」

 今月15日に行われたWSL第16節のアストン・ヴィラWFC戦では加入後初ゴールに加え、アシストもマークし、チームの勝利に貢献した。

「こんなに幸せで、サッカーってこんなに楽しかったんだって思えるぐらい、本当に毎日充実しています。チェルシーでは3日に1回試合があった中で、試合に対しての練習が多かったんですけど、トッテナムでは1週間に1回の頻度でしっかり練習ができている。コンディションも1回の試合に整えられて、毎日成長できるから本当に来てよかったと思います」



 自身の成長ぶりは代表活動の中にもつながっているようだ。

「意見とかは昔よりは言えるようになったかなというのはある。やっぱり4年前からたくさんいろんな経験をして、学ぶこともたくさんあって。そうしたら自分の意見もちょっと出るようになってきて、そういうのを自分の中でしまう時期もあったんですけど、今は比較的みんなとコミュニケーションをとって、サッカーに対して話せているかなと思います」

 まだ21歳ながらA代表での活動もおよそ3年半になる。W杯出場権のかかった重要なアジアカップでこれまでの経験を示すときがやってきた。

「ゴールに向かう推進力だったり、90分の中で出し切るところを見てほしい」

 21歳のアタッカーがアジアの舞台でどんなプレーを見せてくれるのか楽しみだ。

(取材・文:竹中愛美)

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【了】

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