京都サンガF.C.は27日、明治安田J1百年構想リーグ・地域リーグラウンドWEST第4節でサンフレッチェ広島と対戦し、2-1の逆転勝利を飾った。この試合では、終盤にピンチを迎えたものの、身体を張って粘り強く対応し、凌いだシーンがあった。まさに京都の強さを現すようなプレーだった。
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粘り
WESTの頂上決戦となった一戦。
2位の京都は、39分に荒木隼人にコーナーキックから頭で叩き込まれ、1点を追う展開に。
その後も、両サイドを起点に幾度となくチャンスを作られたアウェイの京都だったが、2点目を与えずに終盤へ。
すると、81分にはマルコ・トゥーリオのパスに抜け出したラファエル・エリアスがネットを揺らして、土壇場で同点に追いつく。
しかし、89分にピンチが訪れる。
川辺駿に左サイドを突破されてクロスを挙げられた流れから、ルーズボールを至近距離から加藤陸次樹にシュートを許す。それでも鈴木義宜が身体を張ってブロック。
再びセカンドボールを拾われ、今度は川辺に左足でのフィニッシュを浴びたが、これもエンリケ・トレヴィザンが身体を投げ出して防いでみせた。
ボールに身体を当てたのは、鈴木とトレヴィザンだけだったが、チームとして自陣ゴール前で身体を張って守ることが浸透している京都らしい粘り強いプレーだった。
ピンチを凌ぎ切った京都は、その直後にトレヴィザンがヘディングで決勝点を奪取。自陣ゴール前での献身的な守備が、劇的な逆転弾を呼び込んだ。
曺貴裁監督のもとで培われてきた粘り強さが凝縮された一戦。首位争いを占う相手に強さを見せつけたゲームだった。
