
スペインの消えた逸材5人【写真:Getty Images】
若くして才能を披露して高く評価された選手が、そのままスター選手として活躍し続ける保証はない。怪我やプレッシャーに苦しみコンディションを落とす選手がいれば、ピッチ外での問題で活躍の場を失っていく選手も多い。今回は大きな期待を背負いながらも、大舞台から姿を消した5人のスペイン人選手を紹介する。[2/5ページ]
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FW:ヘセ・ロドリゲス

レアルマドリード時代のヘセ・ロドリゲス【写真:Getty Images】
生年月日:1993年2月26日
主な在籍クラブ:レアル・マドリード、パリ・サンジェルマン、スポルティングCP
現所属クラブ:ラス・パルマス
レアル・マドリードのカンテラ(下部組織)に、クリスティアーノ・ロナウドの後継者と目されていた男がいた。
ヘセ・ロドリゲスは順調にカテゴリーを上げていき、2011/12シーズンにはジョゼ・モウリーニョ監督が指揮を執るトップチームにも帯同する。
2011年12月に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)でトップチームデビューを飾ると、翌年3月にはラ・リーガデビューも果たした。
2012/13シーズンには、カスティージャ(当時2部)で22得点をマーク。ナチョ・フェルナンデスやカゼミーロ、ファビーニョらとチームメイトだったが、その中でもヘセに対する期待は高かった。
2013/14シーズンには、正式にトップチームに昇格すると、カルロ・アンチェロッティ監督はヘセをスーパーサブとして起用する。
カリム・ベンゼマやクリスティアーノ・ロナウド、ガレス・ベイルの『BBC』が猛威を振るったシーズンに、ヘセもは公式戦31試合で8得点という結果を残した。
しかし、このシーズンの終盤に右膝の前十字靭帯を断裂。約10ヵ月後に復帰を果たしたが、怪我をする前のコンディションを取り戻すのに苦労した。
2015/16シーズンは、途中出場が中心ながら5得点をマークしたが、シーズン終了後にパリ・サンジェルマン(PSG)へと完全移籍することに。
ヘセがPSGに来たのは23歳のときで、選手としてのピークをこれから迎えるはずだった。
しかし、PSGでは出場機会をほとんど与えられず、わずか半年でラス・パルマスに期限付き移籍。その後もストーク・シティ、レアル・ベティス、スポルティング・リスボンと期限付き移籍を繰り返したが、結果を残せず。
2020年末に契約解除となり、無所属となった後に再びラス・パルマスに加入。その後、トルコやイタリア、ブラジル、マレーシアなどでプレーし、昨夏からはキャリア3度目のラス・パルマスに身を移している。