アジア人サッカー選手が世界のトップクラブで活躍する時代が到来した。では、ヨーロッパでプレーするこれらの選手たちの中で、最も高額な年俸を手にしているのは誰なのか。今回は、欧州5大リーグで活躍するアジア人選手の最新推定年俸ランキングを紹介する。※本記事は『Capology』をもとに作成しています。出場記録などのデータは3月3日時点[1/5ページ]
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20位:ジャクソン・アーバイン(オーストラリア代表)
生年月日:1993年3月7日
推定年俸:208万ユーロ(約3億7440万円)
所属クラブ:ザンクトパウリ(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:15試合0ゴール0アシスト
欧州5大リーグのアジアサッカー連盟(AFC)圏内選手で20番目に年俸が高いのは、オーストラリア代表のジャクソン・アーバインだ。
推定年俸は208万ユーロ(約3億7440万円)である。
アーバインの歩みは、まさに叩き上げのキャリアだ。
2010年、セルティックのトライアルに合格し、17歳でオーストラリアを離れた。
しかし、スコットランドの名門では出場機会に恵まれず、スコットランドとイングランドの複数クラブを渡り歩いた。
転機となったのは、2021年夏のザンクトパウリ加入だ。
加入当時の年俸は26万ユーロ(約4680万円)。それでもブンデスリーガ2部1年目から無尽蔵のスタミナで中盤を支配し、2年目にはキャプテンに就任。そして2023/24シーズン、27試合で6ゴール9アシストという圧巻の成績を残し、チームを13年ぶりの1部昇格へと導いた。
この功績が認められ、2024年夏にはチーム最高額の現行契約を勝ち取った。
ピッチ外でも、彼はクラブの「象徴」だ。
反差別などの強いメッセージを掲げるザンクトパウリの哲学と、リベラルで知的なアーバインの人格は完璧に共鳴。地元ラジオ『ByteFM』で月1回パーソナリティーを務めるなど、地域社会に深く根ざした活動も、ファンからの絶大な支持に繋がっている。
今シーズンのブンデスリーガでは、負傷離脱の時期もあり、ここまで15試合無得点と数字の上では苦しんでいるが、2月に入り戦列に復帰。残留争いの渦中にあるチームで再びキャプテンとして不可欠な存在感を示している。
オーストラリア代表でもキャプテンを務めており、2026 FIFAワールドカップ(W杯)・アジア3次予選グループCでは日本代表に次ぐ2位で本大会出場権を獲得した。

