
イングランド代表で輝けなかったレジェンド【写真:Getty Images】
フットボールの“母国“であるイングランドでは、これまで数々の名選手が国を代表して活躍してきた。時代を彩った多くのスター選手が結果を出した一方で、所属クラブでの活躍に反して代表チームではインパクトを残せなかった選手もいる。今回は、イングランド代表で輝けなかったレジェンドを紹介する。[1/5ページ]
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MF:マイケル・キャリック

元イングランド代表MFマイケル・キャリック【写真:Getty Images】
生年月日:1981年7月28日
主な所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
イングランド代表成績:34試合0得点1アシスト
現在マンチェスター・ユナイテッドで暫定監督を務めるマイケル・キャリックは、同クラブやトッテナム・ホットスパーでプレミアリーグ通算481試合に出場したレジェンドの1人だ。
中盤の底でのバランス感覚に長けた守備的MFは、アレックス・ファーガソン監督が率いるマンチェスター・ユナイテッドで重宝されていた。
スタジアムを沸かせるような派手なプレーが多かったわけではない。それでもゲームテンポのコントロールや的確なカバーリングなど、タレントが揃うチームを機能させるための歯車として欠かせない選手だった。
マンチェスター・ユナイテッドでは絶対的な立ち位置を築いたキャリックだが、イングランド代表では通算34試合の出場のみ。特に国際大会とはあまり縁がなかったことで知られる。
FIFAワールドカップ(W杯)とユーロ(欧州選手権)を合わせてピッチに立ったのは、ドイツW杯のエクアドル代表戦しかない。サブの立ち位置から脱することができなかった。
彼の序列が上がらなかったのは、上の世代と近い年代に実力者が揃っていたからだ。
所属クラブではポール・スコールズと抜群の補完性を誇っていたが、スター選手が集う代表チームではスティーブン・ジェラードやフランク・ランパード、ギャレス・バリーらが優先されて起用された。
キャリック自身の実力は間違いなかったが、ポジションを争う相手があまりに悪かったと言わざるを得ないだろう。