
なでしこジャパン、アジア杯メンバー市場価値ランキング1〜5位【写真:Getty Images】
現在、3月1日から開催されているAFC女子アジアカップ オーストラリア2026に臨んでいるなでしこジャパン。そのメンバーの中で、いま最も市場価値が高い選手は誰なのか。今回は、なでしこジャパン最新メンバーの市場価値ランキングを紹介する。
※本記事はデータサイト『soccerdonna』と日本サッカー協会をもとに作成しています。成績、市場価値は6日時点。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。[2/5ページ]
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4位:藤野あおば(ふじの・あおば)

なでしこジャパンの藤野あおば【写真:Getty Images】
生年月日:2004年1月27日(22歳)
所属クラブ:マンチェスター・シティ(イングランド)
2025/26リーグ戦成績:12試合5得点2アシスト
なでしこジャパン通算成績:37試合9得点
市場価値:37.5万ユーロ(約6750万円)
4位にランクインしたのは、2025/26シーズンの女子スーパーリーグ(WSL)で首位を走っているマンチェスター・シティ(イングランド)に在籍している藤野あおばだ。
日テレ・東京ヴェルディベレーザの下部組織の藤野は、2022年1月にベレーザに正式加入。特別指定選手として、2021/22シーズンから同クラブで活躍し、約3年間で公式戦通算66試合33得点を記録した。
その間に、2023年FIFA女子ワールドカップ(W杯)や2024年パリオリンピック(五輪)などのメンバーに選出され、日本を背負って世界を相手に戦っている。
それらの大会の活躍があってか、2024年8月に長谷川唯が在籍するシティへと移籍する。
ゴールこそは、「1」にとどまったものの、1年目で17試合に出場し、5アシストをマーク。今季においては、第16節終了時点で12試合に出場し、5得点2アシストと、昨季に比べて成長している様子が数字だけでもわかる。
それは、市場価値の金額にも現れていた。
加入直後の2024年9月時点では、推定5万ユーロ(約900万ユーロ)だったが、約9カ月後の2025年6月時点では、推定37.5万ユーロ(約6750万円)と7.5倍にも膨らんでいる。
リーグ戦トップの座にいるクラブで日々進化をする22歳は、4日に行われたAFC 女子アジアカップ オーストラリア2026第1節のチャイニーズ・タイペイ女子代表戦で左WGでスタメン出場した。
11人全員でブロックを形成してきた同国に対して、手を焼きながらも再三に渡り左サイドでドリブルを仕掛けていた。
結果的に、ゴールやアシストを記録することはできなかったが、今大会前の本サイトでの取材で、「大きな舞台で結果を残してこそだと思うので、今やっている1対1、個人で状況を打開するとか、ミドルレンジ、ペナルティエリア外からカットインして、シュートを決められるようにする」とコメントしている。
本人からすると、今回のアジア杯はW杯制覇への通過点に過ぎないだろうが、自身が目指すプレーに挑戦していたようにも感じる。
イングランドとアジアとでは、相手のスタンスが大きく違い、戦い方が変わってくる。
そんな中でも、自分の武器を存分に発揮し、なでしこジャパンをアジアの頂点に導いてくれることを期待したい。