どんな世界でも最大限のパフォーマンスを発揮するために体重管理は大事だが、特にスポーツの世界ではプレーに直結する要素だ。それだけに、現役時代はほとんどの選手が体重をコントロールしており、中にはあふれる食欲を我慢してきた選手もいるだろう。今回は、現役引退後に急激に体重が増加して話題になった人物をピックアップして10人紹介する。[2/5ページ]
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ロナウド(元ブラジル代表)
生年月日:1976年9月22日(49歳)
主な在籍クラブ:レアル・マドリード、インテル、バルセロナ、ACミラン、PSV
サッカー界屈指の太りすぎ選手として真っ先に名前が挙がる1人が、元ブラジル代表のロナウドではないだろうか。
オランダのPSV、スペインのバルセロナで驚異的なパフォーマンスを見せたロナウドは、1997年にイタリアのインテルに加入した。
圧倒的なスキルの高さ、爆発的なスピード、そして決定力の高さを武器に、ゴールを量産している。
しかし、2000年にひざのケガで長期離脱を強いられると、復帰する頃に一回り大きくなっていたことが注目された。
キャリア初期と比べて明らかに大きくなったロナウドだが、それでもゴールを量産し続け、レアル・マドリードでも3シーズン連続でリーグ戦20得点超えを達成するなど活躍したが、若手時代ほど圧倒的ではなかったことは事実だろう。
キャリア晩年の2011年、たびたび指摘されてきた太りすぎという批判に対して、ロナウドは甲状腺機能低下症という病が原因で体重管理が難しいことを明かした。
アンチドーピング検査に引っかかるため薬を摂ることもできないと苦悩を語っている。
ただ、薬を服用しても問題ないはずの現役引退後は、さらに一回り大きくなっており、いまではぽっちゃり体型の方が一般的に知られているのではないだろうか。
アドリアーノ(元ブラジル代表)
生年月日:1982年2月17日(43歳)
主な在籍クラブ:インテル、パルマ、フラメンゴ、ASローマ
元ブラジル代表のアドリアーノは、現役時代から不摂生だったことで知られているが、引退後はよりぽっこりとしたお腹が目立つようになっている。
ブラジルのフラメンゴで育ち、2001年にイタリアのインテルに加入したアドリアーノは、フィオレンティーナとパルマでのプレーを経て、2004年1月にインテルに復帰した。
シーズン途中加入ながらセリエAで9得点を挙げると、翌2004/05シーズンに16得点を決めるなど活躍。スピードの速さ、フィジカルの強さ、キック精度のどれをとってもトップレベルで、インテルはしばらくFWの心配が要らないと思われた。
しかし、アドリアーノは父の死をきっかけにアルコールに溺れるようになり、練習を無断欠席するなどして、当時の指揮官であるロベルト・マンチーニ監督との関係が悪化した。
その頃からナイトクラブ通いなど不摂生は明らかだったが、ピッチに立てばそのフィジカルの強さは際立っていた。
ただ、以前SNSで拡散された動画でアドリアーノがファベーラ(ブラジルの貧困街)のマーケットに繰り出している様子を見る限り、前に突き出たお腹が気になる体型に。
インテル時代の険しい表情ではない笑顔が印象的で、インペラトーレ(皇帝)の愛称で親しまれたかつての威厳は全く感じられない姿になっている。


