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前代未聞…。W杯出場を辞退した国5選。イラン代表はどうなる? 様々な理由とは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images
FIFAワールドカップ(W杯)のトロフィー
前代未聞…。W杯出場を辞退した国5選【写真:Getty Images】



 2026 FIFAワールドカップ(W杯)は、アメリカ合衆国、メキシコ、カナダが共同で開催する。だが、出場権を獲得しているイラン代表は、現在、開催国の一つであるアメリカとの間で軍事的な緊張が急激に高まっており、大会参加を見送る可能性が浮上している。サッカーを愛する人の夢の舞台「W杯」。過去に出場権を得ながらも辞退という苦渋の決断に至った背景とその理由を紹介する。[5/5ページ]
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トルコ代表

2002年W杯、韓国を下して3位入賞を祝うトルコ代表チーム
2002年W杯、3位入賞を祝うトルコ代表【写真:Getty Images】


辞退したワールドカップ:1950 FIFAワールドカップ(ブラジル大会)
最新FIFAランキング:25位

 1950 FIFAワールドカップ(W杯)に向けた予選で、トルコ代表はシリア代表に7−0という衝撃的なスコアで勝利し、初出場の切符をつかんだ。

 しかし、当時のトルコ代表がブラジルの地を踏むことはなかった。

 出場辞退の最大の要因は、開催地である南米への遠征に伴う膨大な財政的負担である。



 第二次世界大戦終結から間もない当時、トルコサッカー連盟にとって長距離移動の旅費捻出は極めて困難な課題で、結局、参加を断念した。

 この1950年大会では、トルコのほかにも出場辞退国が相次ぎ、戦後初の大会運営がいかに不安定であったかを物語っている。

 幻の初出場から4年後、トルコは再び国際舞台で存在感を示す。

 スイス大会予選では、スペイン代表との1勝1敗で並び、中立イタリアでプレーオフを行うも2−2のドローで終了。当時の規定により行われた抽選の結果、トルコが出場権を手に入れ、悲願の本大会出場を果たした。

 スイス大会では大韓民国代表に7-0と大勝を収めたものの、グループステージ敗退という結果に終わっている。

 2002年の日韓大会で久々にW杯の舞台に立って3位に入るサプライズを起こしたが、その後は再び欧州予選を勝ち抜けない時代に突入。2026年大会の予選では2次予選(プレーオフ)に進んでおり、24年ぶりの本大会行きを目指している。

【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に“今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
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【了】

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