
クラブで不調な日本代表5人【写真:Getty Images】
サッカー日本代表は、3月末に欧州遠征を控えている。特にイングランド代表戦は、6月に開幕するFIFAワールドカップ(W杯)に向けて貴重なテストであり、本番さながらの強度とクオリティが想定される。しかし、直近では調子を落としている選手も多い。今回は、目下様々な理由で不調な日本代表選手を紹介する。[2/5ページ]
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FW:町野修斗(まちの・しゅうと)

ボルシア・メンヒェングラートバッハFW町野修斗【写真:Getty Images】
生年月日:1999年9月30日
所属クラブ:ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ドイツ)
今季リーグ成績:24試合3得点0アシスト
今シーズンからボルシア・メンヒェングラートバッハでプレーするFW町野修斗が苦戦を強いられている。
昨シーズンは2部時代から所属していたホルシュタイン・キールでリーグ戦11ゴールを記録。初のブンデスリーガで結果を残し、昨夏に800万ユーロ(約14.4億円)の移籍金で古豪にステップアップを果たした。
ところが、現状ではリーグ戦での先発の機会は第25節終了時点で7試合のみ。わずか3ゴールに留まっており、2桁ゴールを記録した昨季のような活躍を披露できていない。
これはチームのスタイルと町野のプレーの相性の問題が大きい。
昨季リーグ戦で16ゴールを記録したエースのティム・クラインディーンストは身長が194cmある。長期離脱中の彼の代役として活躍しているハリス・タバコヴィッチも196cmと長身だ。
一方で町野は185cmと、日本人の基準では背が高いが、他の2人のストライカーと比較すると小柄である。
このことからもわかるように、ボルシア・メンヒェングラートバッハのストライカーには空中戦に強いパワーヘッダーが求められている。フランク・オノラという順足の右WGから上がるクロスを上から叩き込むのがチームとして得意な形だ。
キール時代の町野は2トップの一角やサイドでの起用が多く、ボルシア・メンヒェングラートバッハで先発起用されるワントップに求められているプレースタイルとは合致していない。
第24節ウニオン・ベルリン戦をはじめ決定機を決めきれないシーンも多く、スタメンの座を射止めるためのアピールも不足している。