
クラブで不調な日本代表5人【写真:Getty Images】
サッカー日本代表は、3月末に欧州遠征を控えている。特にイングランド代表戦は、6月に開幕するFIFAワールドカップ(W杯)に向けて貴重なテストであり、本番さながらの強度とクオリティが想定される。しかし、直近では調子を落としている選手も多い。今回は、目下様々な理由で不調な日本代表選手を紹介する。[3/5ページ]
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FW:小川航基(おがわ・こうき)

NECナイメヘンFW小川航基【写真:Getty Images】
生年月日:1997年8月8日
所属クラブ:NECナイメヘン(オランダ)
今季リーグ成績:21試合8得点4アシスト
小川航基は今季のエールディヴィジで8ゴールを記録しているが、前半戦との比較では出場の機会が減少傾向にある。
第一に、彼が所属するNECナイメヘンは躍進を続けている。リーグ戦第26節終了時点で3位と欧州カップ戦出場権争いに参戦しており、アヤックスやAZなどの名門よりも高い順位に位置している。
その中で小川は多くの試合で先発に名を連ねてきた。今冬にヴォルフスブルクへと移籍した塩貝健人にも完全にポジションを譲ることなく、ストライカーの一番手として得点やポストプレーでチームに貢献していた。
ところが、直近は元浦和レッズFWブライアン・リンセンがワントップで起用される機会が多く、小川は直近のリーグ戦7試合のうち4試合で出番がない。
開幕当初は日本代表FWをワントップ、リンセンをシャドーに置く形での併用も多かった。
しかし、後半戦に入ると、昨夏にSMカーンから加入したU-20フランス代表MFノエ・ルブレトンがアピールに成功しており、彼がシャドーに入ることで、間接的にワントップの小川のプレータイムが減少している。
ルブレトンは直近のフォレンダム戦でも1ゴール1アシストと大活躍。また2月に塩貝の後釜として加入したブラジル人FWダニーロの存在も影響しており、小川よりも優先して途中投入される機会も多い。
ただ、現状では完全にスタメンの座を射止めたと言えるストライカーはおらず、活躍次第では再びレギュラーの座に戻れるチャンスがあるだろう。