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「サッカー以上のものに備える必要が」女子アジア杯でボイコット騒動を起こした北朝鮮。英紙は準々決勝で対戦の豪州に警告「覚悟を」

text by 編集部 photo by Getty Images
猛抗議の北朝鮮女子代表猛抗議の北朝鮮女子代表

【写真:Getty Images】



 AFC女子アジアカップ オーストラリア2026(女子アジア杯)グループC最終節、北朝鮮女子代表対中国女子代表の試合が9日に行われ、中国が2-1で勝利した。英メディア『The Guardian』は11日に、準々決勝で北朝鮮と対戦する開催国のオーストラリア女子代表について報じている。
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女子アジア杯でボイコット騒動を起こした北朝鮮


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 グループ首位をかけた中国と北朝鮮の一戦は、31分に、FWキム・ギョンヨンの得点で北朝鮮が先制する。直後の34分、DFチェン・チャオジュのゴールで中国が同点とした。さらに、前半アディショナルタイム(AT)には、FWワン・シュアンが勝ち越しゴールを決めている。

 しかし、中国の2点目が一度オフサイドで取り消しとなり、VARによるチェックの結果、得点が認められたことで事件が発生した。審判の判定に対して北朝鮮の選手たちは激怒し、約4分間ほど試合再開を拒否。結局、選手たちの抗議が続く中で、主審は北朝鮮の監督に警告を与えた後、ハーフタイムの笛を吹いた。

 同メディアは、「北朝鮮の不透明な戦術は、オーストラリアがサッカー以上のものに備える必要があることを示している。覚悟を固めなければいけないかもしれない」と題して、元オーストラリア女子代表ケイト・ギル氏のコメントを伝えている。

「(2006年女子アジア杯準決勝の北朝鮮と中国戦で北朝鮮のゴールが取り消され中国が勝利した際に)サポートスタッフとコーチ陣が水のボトルを拾い上げて審判に投げつけていた。

私たちは『こんなことは初めてだ』と言いながら、この展開を見守っていた。2010年にも同様のことが起きた。オーストラリアと北朝鮮の親善試合でハーフタイム直前にPKを獲得した。彼らは結果に納得しておらず、監督は選手たちにピッチから出るように命じた」



 さらに、ケイト氏は、「この出来事をきっかけに考えさせられた。自分たちで決定を下すことのできる国に住んでいるなんて、本当に幸運なことだ。世界から閉ざされ、スポーツの良質な基準のない国では、彼らは言われた通りに行動しているだけなのかもしれない」と述べつつ、

「振り返ってみると、指示は常にスタッフやコーチから出ていた。退場したり、反撃したりするよう指示していた。選手が間違っている、そういう行動はしたくないと思っていたのであれば、それはあまりにも悲しいことだ」と、言葉を続けた。

 同メディアは、「北朝鮮は鋭いパス、激しいフィジカルで知られている。しかし、歴史から判断すると、オーストラリアが備えるべきは単なるサッカー以上のものだろう」と指摘している。

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【了】

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