
なでしこジャパン グループリーグで輝いてた選手5人【写真:Getty Images】
3月1日から開催されているAFC女子アジアカップ オーストラリア2026のグループリーグで3連勝を飾ったなでしこジャパン。大量17得点を奪い、グループC首位通過を決めている。その3試合では計23人の選手がピッチに立ち、躍動していた。そこで今回は、グループリーグに出場した選手のうち、特に輝きを放っていた5人をピックアップして紹介する。
※本記事は日本サッカー協会とデータサイト『SofaScore』をもとに作成しています。(成績は11日時点)[3/5ページ]
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FW:植木理子(うえき・りこ)

なでしこジャパンFW植木理子【写真:Getty Images】
生年月日:1999年7月30日(26歳)
所属クラブ:ウェストハム・ユナイテッド(イングランド)
なでしこジャパン通算成績:48試合16得点
アジア杯グループリーグ成績:2試合4得点1アシスト
現在のニルス・ニールセン体制のFWには、田中美南という絶対的なエースがいる。
だが、今回のAFC女子アジアカップ オーストラリア2026のグループリーグ(GL)においては、植木理子がエースの座を奪い、活躍している。
初戦となったチャイニーズ・タイペイ女子代表戦では、出番が回ってこなかったが、GL第2節のインド女子代表戦以降から、植木が底力を発揮し始める。
インド戦の先発は、第1戦目と同じ田中だったが、後半のスタートから同選手と変わってピッチへ。すると、わずか2分後の47分に1点目をマーク。2024年7月に行われたガーナ女子代表との国際親善試合以来のゴールとなった。
約1年半ぶりのゴールで勢いづいた同選手は、その3分後に2点目。さらに65分にも得点を決め、自身初のなでしこジャパンでハットトリックを達成する。
また、宮澤ひなたの3点目をアシストし、チームメイトのハットトリックも演出。この試合3ゴール1アシストの4得点に絡む大活躍となった。
その活躍が、ニルス・ニールセン監督への評価に繋がり、第3戦のベトナム女子代表ではスタメンで出場することに。
約1年ぶりの先発起用となった植木は、同監督からの期待に応える。
前半の序盤まで得点を奪えず、インド戦に比べ苦戦するが、21分に背番号9のゴールで均衡を破る。その後も決定機を演出し、ベトナムの驚異となっていた。
わずか2試合で、4得点1アシストと波に乗る植木。相手が格下ということもあり簡単にネットを揺らしているが、全得点シーンを振り返ってみると、相手DFとの駆け引きやスペースに入るタイミングなどを常に狙っているのがわかる。
所属クラブでは、今季女子スーパーリーグ(WSL)で16試合1得点4アシストとゴールから遠ざかっているが、それを感じさせない決定力ぶりを今大会で見せている。
現在、同大会の得点ランキングでトップタイの位置にいる植木。なでしこジャパンにも同じく4得点で並ぶ清家貴子の存在もあるが、十分に得点ランク1位を狙えるポジションにいるのは間違いない。