欧州サッカーはシーズン終盤となり、夏の移籍市場の開幕が近づいている。財政問題に苦しむスペインの強豪バルセロナは、今夏も新戦力の補強を進める一方で、既存戦力の売却にも取り組まなければならない。そのため、これまで主力として活躍してきた選手であっても立場が安泰とは言えない状況にある。そこで今回は、バルセロナで去就が不透明となっている選手を紹介する。※情報は2026年3月13日時点。スタッツはデータサイト『Transfermarkt』を参照[3/5ページ]
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DF:ロナルド・アラウホ
生年月日:1999年3月7日(27歳)
今季リーグ成績:16試合2ゴール0アシスト
近年、ロナルド・アラウホにはバルセロナ退団の噂が絶えない。
27歳のウルグアイ代表DFは、2018年にバルセロナの一員となった。2019年にトップチームデビューを飾ると、身長192cmの高さと圧倒的な身体能力を武器にここまで公式戦200試合以上に出場してきた。
しかし、ハンジ・フリック監督のサッカーに適したセンターバック(CB)かと言われると疑問符が付く。
バルセロナは、昨夏にハイラインを支えてきた守備の要イニゴ・マルティネスが退団。当時3番手に甘んじていたアラウホには序列向上のチャンスが訪れたが、軽率なミスを連発してしまった。
昨年11月から今年1月にかけては精神的な問題からチームを離脱しており、指揮官の信頼を掴めずにいる。
こうした状況について、スペインメディア『El Nacional.cat』は「(アラウホはCBの)ローテーションにおいて、もはや最後の選択肢となってしまった」と厳しく指摘。同選手は指揮官の来季の構想に含まれていないことを報じている。
一時は7000万ユーロ(約126億円)に達していた市場価値も、現在は2500万ユーロ(約45億円)まで下落している。
2031年夏まで契約を残しているものの、さらなる市場価値下落を防ぐためにクラブが放出を決断する可能性は十分にあると言えるだろう。

