欧州サッカーはシーズン終盤となり、夏の移籍市場の開幕が近づいている。財政問題に苦しむスペインの強豪バルセロナは、今夏も新戦力の補強を進める一方で、既存戦力の売却にも取り組まなければならない。そのため、これまで主力として活躍してきた選手であっても立場が安泰とは言えない状況にある。そこで今回は、バルセロナで去就が不透明となっている選手を紹介する。※情報は2026年3月13日時点。スタッツはデータサイト『Transfermarkt』を参照[5/5ページ]
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GK:マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン
生年月日:1992年4月30日(33歳)
今季リーグ成績:2試合2失点 ※ジローナへ期限付き移籍中
マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンとバルセロナの物語は、このまま終焉へと向かってしまうのだろうか。
現在33歳のドイツ代表GKは2014年にバルセロナへ加入。これまでに公式戦400試合以上に出場し、守護神として多彩なタレントを擁するチームを支え続けてきた。
だが、昨季、その立場を大きく揺るがす出来事が起こる。
2024年9月の右ひざ膝蓋腱完全断裂により長期離脱。代役のヴォイチェフ・シュチェスニーが安定したパフォーマンスを見せたことで、戦線復帰後も一度離れた正GKの座を取り戻すことはできなかった。
さらに今季は、クラブが夏の移籍市場でGKジョアン・ガルシアを獲得。シュチェスニーの契約延長も決定し、テア・シュテーゲンの立場はわずか1年で正GKから第3GKまで落ちた。
こうした状況を受けて、1月にジローナへの期限付き移籍を決断。新天地で再起をはかったが、残念ながら1月31日の第22節レアル・オビエド戦で左ハムストリングを負傷し、再び長期離脱が決定した。
相次ぐ怪我に苦しむ現状と33歳という年齢を考えると、復帰後にバルセロナで出場機会を確保する可能性は決して高くない。
長年ブラウ・グラナを支えてきた象徴的存在だが、いよいよ別れの時が近づいているのかもしれない。
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