プロサッカー選手への道は、選ばれし者だけが踏み入れられる狭き門だ。その険しい世界で兄弟そろってJリーガーになるだけでも特別だが、中には姉や妹が女子サッカーのトップリーグで活躍するケースもある。今回は、男子と女子それぞれのプロ舞台で存在感を放つ、日本の“すごい兄妹・姉弟サッカー選手”を5組ピックアップして紹介する。[5/5ページ]
田中宏武&田中渉&田中結衣(たなか・ひろむ/わたる/ゆい)
兄:宏武(26歳)、弟:渉(25歳)、妹:結衣(22歳)
所属クラブ:北海道コンサドーレ札幌/モンテディオ山形/ちふれASエルフェン埼玉
北海道コンサドーレ札幌に所属する宏武とモンテディオ山形でプレーする渉に続き、田中家に3人目のプロサッカープレーヤーが加わることとなった。
兄・宏武と弟・渉は年の差が1歳と近く、育成年代から同じクラブチームで切磋琢磨してきた。
この関係は高校でも続き、両者とも桐生第一高校でプレー。サイドからドリブルで局面を打開する兄と、ボランチの位置からパスを展開する弟の個の力は輝きを放っていた。
高校卒業後、宏武は立正大学へ、渉は高卒でベガルタ仙台の一員となり、初めて別々の道を歩むことに。弟がプロの舞台で力を発揮する中、当然兄も負けていられない。弟の仙台加入から4年遅れて兄も札幌へと加入を果たし、プロの世界に飛び込んだ。
それから現在まで、両者のリーグ戦での直接対決は2度おこなわれている。
そして今季、WEリーグのちふれASエルフェン埼玉に3兄妹の末っ子である田中結衣が加入した。
結衣も2人の兄と同じく、地元のFC尾島ジュニアでサッカーを始め、高崎健康福祉大学高崎高校、東洋大学を経て今年からプロの世界に飛び込む。
クラブ公式サイトに「サッカーを始めるきっかけをくれた兄に心から感謝しています」とつづったように、2人の兄の影響の大きさは計り知れないものがあっただろう。
結衣は次男・渉より一列前のチャンスメイカーの位置でチームの攻撃に活力を与えていく。
【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に“今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
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