セネガル代表
【写真:Getty Images】
アフリカサッカー連盟(CAF)は17日、1月に行われたアフリカネイションズカップ2025(アフリカ杯)で優勝したセネガル代表から優勝タイトルを剥奪したことを発表した。英メディア『Sky Sports』が同日に報じている。
まさかの“優勝剥奪”
決勝でモロッコ代表と対戦したセネガル。0-0で迎えた後半アディショナルタイム、セネガルがネットを揺らすも、直前にファウルがあったとしてゴールは取り消されてしまった。
その直後、モロッコがPKを獲得。この判定に激怒したセネガルのティアウ監督は、選手たちにピッチから出るように命じた。また、セネガルのサポーターもピッチに侵入する事態に発展し、試合は一時中断となる。
その後、1人ピッチに残ったセネガルFWサディオ・マネがチームメイトや監督に呼びかけたことで、試合再開となった。すると、延長戦でMFパプ・グエイェが劇的決勝弾を決める。その結果、1-0で勝利したセネガルが2021年大会以来となる、通算2度目のアフリカ杯優勝を成し遂げた。
同メディアは、「衝撃的な裁定が下された。セネガルの優勝が覆されたことで、モロッコがアフリカ杯の優勝国に輝いた」と前置きし、CAFの決定を次のように伝えている。
「CAFの劇的な裁定により、セネガルは“棄権”とみなされた。声明には次のように記されている。
『CAF控訴委員会は、規則第82条および第84条の適用により、セネガル代表チームはアフリカネイションズカップの決勝戦を棄権したものとみなし、試合結果はモロッコの3-0の勝利と記録される』」
なお、英メディア『The Guardian』は、「CAFは、アフリカ杯規則第82条および84条に該当すると述べた。これらの条項には、『いかなる理由であれ、チームが試合を拒否したり、審判の許可なく試合の正規終了時刻前にグラウンドを去ったりした場合、そのチームは敗者とみなされ、今大会から永久に除外される』と規定されている」と、セネガルがタイトル剥奪となった理由について説明している。
CAFは、「その他のすべての申し立てまたは救済請求は却下される」と発表しており、公式記録ではモロッコが3-0でアフリカ杯優勝となった。