UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)ラウンド16の2ndレグ、チェルシー対パリ・サンジェルマン(PSG)の試合が現地時間17日に行われ、チェルシーは0-3で完敗した。この結果、2戦合計2-8での敗退が決まっている。チェルシーが苦戦している理由は、あまりにも多くの失点を喫している守備陣にあると英メディア『トランスファーマーケット』が17日に指摘した。
チェルシー、酷い守備が露呈
チェルシーを率いるリアム・ロシニアー監督は、コール・パーマー、ペドロ・ネト、エンソ・フェルナンデスなどを先発起用。
1stレグで2-5の敗戦を喫していたチェルシーにとって、なんとしても複数得点を決める必要があった。
しかし、開始早々にプランが崩れることになる。
6分には、PSGのGKマトヴェイ・サフォノフが大きく蹴り出したボールにフヴィチャ・クヴァラツヘリアが反応し、DF裏へ抜け出そうとする。
それに対応したチェルシーのママドゥ・サールが先にボールに触るものの、トラップミスしてクヴァラツヘリアにボールが渡った。
そして、クヴァラツヘリアが冷静に左足を振り抜いて先制点を決める。
この日がCLデビュー戦となった20歳のサールにとっては、悪夢のような出来事となった。
14分には、中盤でボールを奪われた後、素早いカウンターを許し、PSGのブラッドリー・バルコラに追加点を決められてしまう。
さらに62分、右サイドを崩された後、守備の対応が遅れてPSGのセニー・マユルにゴールを決められた。
結局、チェルシーはノーゴールに終わり、0-3で敗れている。
この結果を踏まえ、同メディアは「欧州で3番目に悪い守備陣。チェルシーのDF危機が、シーズンを台無しにしている」と指摘。
年初から全大会を通じて20試合を戦っているが、合計31失点で1試合あたり1.55失点という憂慮すべき数字を残している。
1試合平均2.35得点というゴール数を記録していることを考えても、いかに守備陣が足を引っ張っているかが分かるだろう。
なんと年明け以降、チェルシーよりも多くの失点を喫した欧州5大リーグのクラブは、わずか2つしかない。
アスレティック・ビルバオ(17試合で32失点)とニューカッスル・ユナイテッド(21試合で36失点)だ。
まだチェルシーはFAカップで優勝する可能性があり、無冠を回避するチャンスは残っている。
だが、守備を立て直さない限り、厳しい状況が続くかもしれない。
