
フランス代表では輝けなかったレジェンド【写真:Getty Images】
2度のFIFAワールドカップ(W杯)優勝経験があるフランス代表では、これまで数々の名選手が国を代表して活躍してきた。時代を彩った多くのスター選手が結果を出した一方で、所属クラブでの活躍に反して代表チームではインパクトを残せなかった選手もいる。今回は、フランス代表で輝けなかったレジェンドを紹介する。[2/5ページ]
——————————
DF:フィリップ・メクセス

フランス代表DFフィリップ・メクセス【写真:Getty Images】
生年月日:1982年3月30日
主な所属クラブ:ローマ、ミラン
フランス代表成績:29試合1得点1アシスト
ローマやミランで主力選手として活躍したフィリップ・メクセスは、セリエAで通算269試合に出場している。
警告や退場が多く、プレーが荒いことでも知られていたが、ストッパーとしての能力の高さは間違いないものがあった。
ところが2002年にデビューを飾ったフランス代表では、わずか29試合の出場に留まっている。
出場試合数が伸びなかった最大の理由は、U-20代表とU-21代表で指導を受けたレイモン・ドメネクとの確執だとされている。
彼は2004年から2010年までフランス代表の監督を務めており、その間にメクセスは代表戦で7試合にしか出場していない。
メクセスからすると、22歳から28歳までの時期にあたり、全盛期に近い年齢でフランス代表から遠ざかったのは痛恨だった。
ドメネクがFIFAワールドカップ(W杯)南アフリカ大会を最後に代表監督から退くと、ローラン・ブランが新監督に就任した2010年8月に2年ぶりの復帰を果たす。
しかし、同監督の下でのレ・ブルーは散々な結果に終わり、ベスト16で敗退となったユーロ(欧州選手権)2012終了後に退任した。
メクセスにとって初の国際大会出場となった同大会でグループリーグ3試合に先発出場したが、スペイン代表との準々決勝を累積警告で欠場。
彼が不在の間にチームは敗退となり、最後までフランス代表では結果を残せなかった。
続くディディエ・デシャン体制では一度も声がかからず、フランス代表で主力としてプレーした期間はかなり短かった。