2026 FIFAワールドカップ(W杯)が近づいている。W杯イヤーに期待が高まる日本サッカー界において、いま最も市場価値の高い日本人選手は誰なのか。今回は、『Transfermarkt』が算出した日本人選手の市場価値ランキングを順位ごとに紹介する。※本記事は『transfermarkt』を参照に作成しています[3/5ページ]
3位:佐野海舟(さの・かいしゅう)
生年月日:2000年12月30日
所属クラブ:マインツ(ドイツ)
最新市場価値:2500万ユーロ(約45億円)
2025/26リーグ戦成績:26試合1ゴール2アシスト
ドイツのマインツでプレーする佐野海舟は、最新の市場価値が2500万ユーロ(約45億円)だ。
佐野は2024年夏に鹿島アントラーズからマインツに移籍したときの市場価値が150万ユーロ(約2億7000万円)だった。
そこからわずか1年余りで約16倍という異例の急騰を果たした。
この飛躍を支えるのは、ブンデスリーガでも際立つ守備スタッツだ。
豊富な運動量と卓越した危機察知能力を武器に、佐野は「デュエル王」としての地位を確立。
2026年3月時点のリーグ公式データによれば、リーグ3位のデュエル勝利数(285回)を記録している。
また、近年はボール保持時の判断力や決定的なパスの精度も向上しており、マインツにおける攻守両面の要となっている。
実際、佐野は今季のブンデスリーガ全試合フルタイム出場を続けており、誰もが不可欠な選手と認めている様子だ。
クラブにとっても佐野の台頭は最大の成功例だ。
250万ユーロ(約4億5000万円)の移籍金で獲得した選手が、たったの1年でチーム最高額の市場価値になったことは、予想をはるかに上回る成長と言えるだろう。
欧州のビッグクラブが獲得に乗り出すとの報道も現実味を帯びている。
サッカー日本代表のおける立ち位置も劇的に変化した。2025年の大活躍により、すでに不可欠な選手として認知された。
それ以前であれば、ボランチは遠藤航と守田英正の2人が不動の地位を築いていたが、2026 FIFAワールドカップを目前に控え、佐野の急成長は日本代表の選手層を大幅に底上げしたと言えるだろう。

