
ベルギーリーグ日本人市場価値ランキング【写真:Getty Images】
『transfermarkt』が公開している市場価値が、今月更新された。多くの日本人選手が在籍しているジュピラー・プロ・リーグ(ベルギーリーグ)にはどのような変化があったのだろうか。今回は、ベルギーリーグに所属する日本人選手の最新市場価値をランキング形式で紹介する。
※本記事はデータサイト『transfermarkt』をもとに作成しています。成績、市場価値は18日時点。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。[3/5ページ]
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3位:山本理仁(やまもと・りひと)

シント=トロイデンVVの山本理仁【写真:Getty Images】
生年月日:2001年12月12日(24歳)
所属クラブ:シント=トロイデンVV(ベルギー)
2025/26リーグ戦成績:28試合5得点6アシスト
最新市場価値:500万ユーロ(約9億円)
キャリアハイの成績を現在更新中の山本理仁が、3位にランクインしている。
東京ヴェルディの下部組織で育ち、当時J2だった同チームに約3年半の間在籍。その後、内側楔状骨の骨折で出場数は多くなかったものの、2022年7月から約1年間ガンバ大阪でプレーしている。
さらに、その1年後にはシント=トロイデンVV(ベルギー)に期限付き移籍。2024年7月に完全移籍を果たし、正式に同クラブの一員になった。
とはいえ、主力の選手ほど多くピッチに立っているわけでもなく、目に見えた結果を残せていたわけではない。
それは、出場時間の短さも一つの要素ではあるが、一番は彼のプレースタイルにあるだろう。
ボランチを主戦場にする山本は、いわゆる“ゲームメーカー”としての役割に長けており、ゴール前よりDFラインと前線の選手の潤滑油を担っていた。
しかし、今季の山本は一味違う。
出場数を見ても、ジュピラー・プロ・リーグ第22節に累積で欠場しているが、それを除くと全試合スタメン出場しており、すでに昨季の出場時間をはるかに上回っている。
また、同リーグ第29節終了時点で5得点6アシストを記録。チーム3番目のゴール数とトップタイのアシストとなっており、明確に得点に関与できるゲームメーカーになりつつある。
特に、2月22日行われたリーグ戦第26節でのゴールは、まるでウインガーのようなフィニッシュワークだった。
今季でベルギー3年目になった山本の市場価値は、ここ1年間で急上昇している。
昨年の3月時点では、推定90万ユーロ(約1.8億円)だったのに対し、13日の更新で約5.5倍の推定500万ユーロ(約9億円)まで上がっていた。
19日にはサッカー日本代表のメンバーが発表され、山本の名はなかったが、負傷離脱中の遠藤航に代わり、招集されてもおかしくない人材だった。
今後の成長具合によっては、新たに日本代表の中盤を支える存在になってくれる可能性は大いに秘めている。