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今頃サッカー日本代表の中心だったはずが…。伸び悩んだパリ五輪世代の5人。覚醒待たれる男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

パリ五輪世代 日本代表
パリ五輪世代の選手たち【写真:Getty Images】



 サッカー日本代表の最新メンバーが19日に発表された。今回選出された選手を見てみると、未だに東京五輪世代の存在感が強く、パリ五輪世代が伸び悩んでいる印象が否めない。今回は、いまごろ日本代表の中心になるはずだったが、思うように成長できていないパリ五輪世代の5人を紹介する。※データは『Transfermarkt』を参照(3月20日時点)[3/5ページ]

FW:小田裕太郎(おだ・ゆうたろう)

小田裕太郎
湘南ベルマーレ所属の小田裕太郎【写真:Getty Images】



生年月日:2001年8月12日
所属クラブ:湘南ベルマーレ
2026リーグ戦成績:0試合0得点0アシスト

 小田裕太郎は、現状では周囲の期待に応えきれていないパリ五輪世代の1人である。

 思うような成長曲線を描けていない理由はいくつかあるが、小田を最も苦しめているのは不運な負傷だ。

 2025年10月に左脛骨内果骨折を負った影響で、明治安田J2・J3百年構想リーグではいまだピッチに立てていない。



 ヴィッセル神戸ユースで育成を受けた小田は、2020シーズンにトップチームへと昇格した。

 2022シーズンの序盤戦では武藤嘉紀の長期離脱で出番を増やしたものの、自身もサッカーU-21日本代表として参加した2022年3月の海外遠征で負傷。主力の座を奪い取る機会を逸してしまう。

 振り返ると、小田はこれまでのキャリアにおいて何度も勝負所で負傷を経験している。

 2023年1月に完全移籍で加入したハート・オブ・ミドロシアンFC(スコットランド)では、約2年間の在籍で公式戦53試合7得点1アシストを記録。

 ただ、怪我で離脱→復帰→調子が上向いた頃に再離脱という負のループに陥り、最後までレギュラーになりきれなかった。

 2025年3月に加入した湘南ベルマーレでも、安定的にプレー機会を得ていた矢先に左足を負傷。

 現在に至るまで復帰できておらず、日本復帰で好転しかけた流れに歯止めがかかってしまった。

 鋭い縦突破とゴール前に入っていく推進力から、神戸ユース時代の小田は“和製エンバペ”と称されていた。

 タイミングの悪い負傷さえなければ、今頃は日本代表の攻撃を担う存在になっていたかもしれない。

 プロの世界で怪我は付き物とは言え、避けられない負傷が小田のキャリアを狂わせ始めているのは、本人はもちろん彼を応援するファンにとっても辛いところだ。

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