
パリ五輪世代の選手たち【写真:Getty Images】
サッカー日本代表の最新メンバーが19日に発表された。今回選出された選手を見てみると、未だに東京五輪世代の存在感が強く、パリ五輪世代が伸び悩んでいる印象が否めない。今回は、いまごろ日本代表の中心になるはずだったが、思うように成長できていないパリ五輪世代の5人を紹介する。※データは『Transfermarkt』を参照(3月20日時点)[5/5ページ]
FW:中島大嘉(なかしま・たいか)

ザスパ群馬でプレーする中島大嘉【写真:Getty Images】
生年月日:2002年6月8日
所属クラブ:ザスパ群馬
2026リーグ戦成績:4試合3得点1アシスト
明治安田J2・J3百年構想リーグで4試合3ゴール1アシストと結果を残している点では、伸び悩んでいるパリオリンピック(パリ五輪)世代の枠に中島大嘉を入れるのは不適当なのかもしれない。
だが、圧倒的な身体能力を武器にゴールを積み上げ、“和製ハーランド”と謳われた過去を踏まえると、やはり現状の物足りなさは否めない。
長崎県立国見高等学校に在学していた時から、中島は実にロマン溢れる選手だった。
188cmの長身ながら爆発的なスピードも併せ持っており、大きなストライドでゴールに迫り、対戦相手からすれば理不尽なシュートを叩き込んでしまう様は、“現代サッカー最高のストライカー”と重ねられるに値する。
2021シーズンには鳴り物入りで北海道コンサドーレ札幌へと加入したが、鳴かず飛ばず。
名古屋グランパス、藤枝MYFC、水戸ホーリーホック、そして現在所属するザスパ群馬という期限付き移籍先の多さが、超逸材の苦悩を表している。
藤枝時代には紅白戦の序列が練習生よりも下となる屈辱を味わい、そのまま現役を引退する可能性さえあった。
果たして、J2・J3百年構想リーグで見せているゴール量産は、眠れる怪物の覚醒を意味するのか。
思うような成長曲線を描けずに回り道をしたものの、中島はまだ23歳である。
サッカー日本代表に食い込むためには、階段を一段一段登っていくしかない。
【著者プロフィール:編集部】
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