2026 FIFAワールドカップ(W杯)で優勝を目標に掲げるサッカー日本代表。悲願達成のためには、大会本番で対峙するであろう強豪国、いわゆる“格上”を撃破するジャイアントキリングが不可欠だ。今回は、FIFAランキングの算出方法が現行のものになった2018年以降の試合を対象とし、日本代表が倒したFIFAランキング上位国5つを紹介する。[1/5ページ]
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5位:ドイツ代表
対戦日:2023年9月10日(国際親善試合)
当時のFIFAランキング:15位
試合結果:4-1
サッカー日本代表が倒したFIFAランキング上位国の5位は、2023年の国際親善試合で対戦したドイツ代表だ。
当時のドイツはFIFAランキングが15位で、日本が4−1で大勝したゲームである。
前年の2022 FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会でドイツを撃破していた日本は、敵地に乗り込んで再戦。ドイツにとってはリベンジの機会であり、主力を先発に並べた。
だが、むしろ日本の強さが前面に出たゲームだった。
開始11分に伊東純也のゴールで先制した日本は、19分に同点弾を許しながらも、22分に上田綺世のゴールでリードを広げて折り返す。
その後もペースを握り、試合終盤には、久保建英のパスからさらに2得点を加え、4−1で快勝した。
W杯での対戦時は、押し込まれる時間が長く、「奇跡的な勝利」という評価が多かった。
だが、この試合では内容でもドイツを上回り、日本が世界の強豪と対等に渡り合える実力を備えたことを証明した一戦と言える。
ドイツ紙『ビルト』は、「日本はほとんど苦しまずにドイツに勝った」と記し、『シュピーゲル』は「日本のコンパクトな守備に対抗できなかった」と伝えた。
W杯で同じく日本に敗れたスペインのメディアも反応し、『アス』は「ドイツにはアイディアも推進力もなかった。非常に整った日本に屈した」と記し、日本の組織力を高く評価した。
この敗戦はドイツ国内に甚大な衝撃を与えた。
ドイツサッカー連盟(DFB)は試合翌日にハンジ・フリック監督(現バルセロナ指揮官)の解任を発表。
ドイツ代表監督が連盟から解任されるのは、同国史上初のことであり、異例中の異例だった。

