今回の欧州遠征に臨むサッカー日本代表の招集メンバーを見ると、欧州で結果を残す選手たちが中心となり、世代交代は着実に進んでいる。一方で、将来を嘱望されながらも、思うようにキャリアを伸ばせていない東京オリンピック(五輪)世代の選手も少なくない。今回は、本来であれば日本代表の中心を担っていてもおかしくなかったが、期待された成長を遂げられていない選手たちを紹介する。※スタッツはデータサイト『Transfermarkt』を参照(3月24日時点)[5/5ページ]
DF:小林友希(こばやし・ゆうき)
生年月日:2000年7月18日(25歳)
現所属クラブ:ヤギエロニア・ビャウィストク(ポーランド)
小林友希のセルティック移籍は、キャリアの転機だったと言わざるを得ない。25歳のディフェンダーはいま、ポーランドで再起を図っている。
2000年生まれの小林は、早くからそのポテンシャルを高く評価されてきた。
身長185cmと恵まれた体格を持つ貴重な左利きのセンターバック(CB)であり、機動力にも優れる。
空中戦でもビルドアップでもチームに貢献できる現代型CBとして、将来の日本の最終ラインを担う存在になるはずだった。
2018年にヴィッセル神戸でトップチームデビューを果たすと、FC町田ゼルビア、横浜FCへの期限付き移籍を経て、2021シーズンから神戸の主力に定着。2022シーズンは公式戦41試合に出場した。
成長著しい若きCBは、2023年1月にスコットランドの強豪セルティックへ完全移籍。
しかし、1年目はシーズン途中加入ということもあり、ほとんど出番を得られず、公式戦7試合の出場にとどまった。
勝負の2年目は状況がさらに悪化し、ベンチ外が続くように。
シーズンを通して公式戦のベンチ入りは1試合、出場は0試合と、半ば戦力外という立場に陥った。
その後、2024年8月にポルティモネンセへの完全移籍が決まり、現状打破を図った。
そして、現在はポーランドのヤギエロニア・ビャウィストクでプレーしている。
しかし、今季も公式戦でベンチを温める試合が続き、出場は19試合にとどまっている。その立場は依然として不安定だ。
結果論ではあるが、スコットランドで約1年半、ピッチから遠ざかったことが、彼のキャリアに少なからず影響を及ぼしている。
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