
スコットランド代表戦の予想スタメン【写真:Getty Images】
サッカー日本代表は現地時間28日(日本時間29日 2:00 K.O)、アウェイでスコットランド代表と国際親善試合で対戦する。FIFAワールドカップ(W杯)開催まで3か月を切った今、出場国と戦える欧州遠征は貴重な機会だ。31日のイングランド戦に先んじて行われる今回の試合も、難しい戦いになるだろう。日本のスタメンを予想する。[2/6ページ]
CB:橋岡大樹

日本代表の橋岡大樹【写真:Getty Images】
生年月日:1999年5月17日(26歳)
所属クラブ:ヘント(ベルギー)
2025/26リーグ戦成績:7試合0得点
日本代表通算成績:11試合0得点
ザンクトパウリで活躍する安藤智哉が負傷辞退したことにより、追加招集となった橋岡大樹。今冬の移籍市場でベルギー1部リーグのヘントに活躍の場を移した26歳のDFが、スコットランド代表戦でスタメン起用されそうだ。
橋岡は対人守備と上下動を武器とする。攻撃面でもタイミングの良いオーバーラップで幅を作り、攻守にバランスの取れたプレーヤーだ。
3-1で勝利したリーグ第28節・メヘレン戦では何度もインターセプトから攻撃に転じており、まさに優れたバランス感覚を見せていた。
スコットランドは左サイドを起点としながらロングボールを多用するため、橋岡の対人能力は活きるだろう。
対面と見込まれるアンドリュー・ロバートソンとジョン・マッギンは強力だが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではインテルやアーセナルの選手とも戦っている。
相手由来のプレッシャーに負けることはないはずだ。
ただし、188cmのリンドン・ダイクスが左に流れてくる展開では後手に回る可能性もあり、ライン設定とポジショニングが重要になる。
あらゆる点で、これまで培ってきた“バランス感覚”がカギになりそうだ。
CB:渡辺剛

渡辺剛 日本代表【写真:Getty Images】
生年月日:1997年2月5日(29歳)
所属クラブ:フェイエノールト(オランダ)
2025/26リーグ戦成績:25試合1得点
日本代表通算成績:8試合0得点
群雄割拠の日本代表最終ラインにおいて、ひと際輝きを放っているのが渡辺剛だ。
所属するフェイエノールトでもレギュラーポジションを確保しているが、代表でも存在感を示している。
3-2の歴史的な勝利をあげたブラジル代表戦ではフル出場し、攻守に大きく貢献した。
データサイト『FotMob』によれば、ブラジル戦のタックル成功数「4」、インターセプト数「2」など、両チームトップクラスの守備スタッツを記録した。
渡辺が弾き返したところから日本の攻撃に繋がるシーンもあり、そのクオリティは2失点を忘れさせるほどだった。
ロングボールを多用するスコットランド代表を相手にも、渡辺の強さは大きな武器になる。
クリアやブロックはオランダで再三にわたり示しているストロングであり、屈強な選手と十二分に渡り合えることは証明済みだ。
相手のワントップに入ると見られるリンドン・ダイクスやジョージ・ハーストはいずれも長身ストライカーだが、渡辺が後手を踏む展開にはならないだろう。
板倉滉や高井幸大、町田浩樹に冨安健洋、さらには安藤智哉と、日本の最終ラインには怪我人が多くいる。
そうした深刻な現状において、渡辺の安定感はポジティブな影響がある。
CB:伊藤洋輝

日本代表の伊藤洋輝【写真:Getty Images】
生年月日:1999年5月12日(26歳)
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
2025/26リーグ戦成績:11試合1得点
日本代表通算成績:21試合1得点
2024年にバイエルン・ミュンヘンへ加入して以降、度々怪我に泣かされている伊藤洋輝。今回の代表招集も、実に約1年ぶりである。
とはいえ、クラブ・代表共にピッチに立てば質の高さを見せ、チームに大きく貢献する選手だ。
直近のブンデスリーガ第27節のウニオン・ベルリン戦では後半途中から出場し、チームの4-0勝利にポジティブな影響を与えた。
後方からのビルドアップはほぼミスがなく、浮き球のパスも正確だった。
左足から繰り出される配球はスコットランド代表戦でも頼りにされると見られ、【4-3-3】のシステムで日本の3バックにプレスをかけてくる相手には大いに有効だ。
名門で戦う26歳のDFは、今回の欧州遠征で華々しくカムバックを飾れるか。
実力を発揮できれば、レギュラー濃厚な選手のひとりだろう。