サッカー日本代表は現地時間29日、スコットランドのグラスゴーでスコットランド代表とテストマッチを行い、1-0で勝利を収めた。この一戦について、日本サッカーに精通するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時話を聞いた。(語り手:ショーン・キャロル)[3/6ページ]
「Jリーグの評判はどんどんよくなってきている」
――29分、佐野がシュートを放ちました。
「GKの正面でした」
――ショーンさんが注目の藤田からの展開でした。
「危険な場面は作れていないですが」
――田中のシュートがバーを叩きました。
「大きなチャンスではなかったですが、やっと惜しいチャンスを作れてよかったです。ハーフタイムの前には、先制点が欲しいです」
――スコティッシュ・プレミアシップのクラブは、ヨーロッパでなかなか結果を出せませんが、何か問題があると思いますか?
「今シーズンは少し例外ですが、基本的に2つのクラブしか優勝しないからですね。セルティックとレンジャーズが国内リーグで簡単に勝利して、ヨーロッパの大会では苦しむ。日本代表がアジア予選は簡単過ぎるので、ワールドカップで勝つことは難しいということに似ています」
――やはり、厳しいリーグでもまれないと強くなれないということですね!
「そうですね。だから、Jリーグの評判はどんどんよくなってきていますね!」
――スコットランドは、リーグは低調ですが、代表が1998年大会以来のワールドカップ出場です。いい選手が育ってきていますね。
「今の世代はいい選手がたくさんいます」
――40分まで、日本の56%のポゼッションです。
「どちらかというと日本の方が流れをコントロールできていますね」
――そろそろ、スコットランドのファンから野次が飛びそうですが。どうでしょうか?
「失点したら、野次が飛びますね(笑)!」
――前半は0-0で終わりました。前半を振り返ってみて、どうでしょうか?
「あまりエキサイティングな展開ではなかったですが、日本はアウェイで冷静にプレーできて、良かったと思います」
――日本代表にとって久しぶりのヨーロッパでの試合ですね。
「2年半ぶりですね!」
――前半、最も印象に残った選手は誰でしょうか?
「渡辺は良かったと思います。田中もいいプレー見せました」
――ショーンさんが期待の藤田と後藤はどうでしたか?
「悪くはなかったですが、ベストではなかったです」
――スタジアムには、セルティックの英雄、中村俊輔も来ていますね。
「いますよ!」
――2006年チャンピオンズリーグでのマンチェスター・U戦のFKからのゴールは、鳥肌が立ちました。
「歴史に残りましたね! しかも、GKはオランダ代表の(エトヴィン・)ファン・デル・サールです。マンチェスター・Uのファンにとっては、悪夢でした!」
――今日は、おもてなしはありましたか?
「たくさんありました! ミートパイもいただきましたよ」

