サッカー日本代表は現地時間29日、スコットランドのグラスゴーでスコットランド代表とテストマッチを行い、1-0で勝利を収めた。この一戦について、日本サッカーに精通するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時話を聞いた。(語り手:ショーン・キャロル)[4/6ページ]
「冨安健洋を無理に使う必要はない」
――後半は、谷口彰悟、鈴木淳之介、そして三笘薫が入りましたが、日本が押し込まれています。
「危ない場面でしたが、なんとか失点を防ぎました」
――54分、三笘から後藤へのパスがありましたが、上手く体を入れられました。
「両チームが、より攻撃的になった気がします」
――そうですね! ショーンさんの“試合が寒い”という声が届きましたか?
「ハーフタイムに選手もメディアに配られたミートパイを食べたかもしれません(笑)!」
――後半が始まりました。日本は菅原が下がり、堂安律が入りました。菅原としては、もう少しプレーしたかったかと思います。
「イエローもらっていましたから、リスクを回避したのかもしれません」
――注目している遠藤のプレーはどうでしたか?
「悪くはなかったですが、ゲームをあまりコントロールできていませんでした」
――谷口は体を張ってシュートを防ぎました。今日も存在感がありますね。
「そうですね。冨安健洋の穴をよく埋めていると思います」
――前田のパスは、三笘に通りませんでした。
「そうですね。前田のパスの精度はまだ低いですね」
――交代は11人OKという試合は記憶にありますか? 伊東純也、堂安律、中村敬斗、上田綺世も入りました。
「記憶にないですね。初めてです。少し『ベストメンバー』に近づいていますね」
――65分、三笘のシュートは惜しくも外れました。日本の攻撃が続きます。
「これまでのベストチャンスでしたね。上田との関係もいいようです」
――日本代表は、主力にけが人が続出しています。本大会に向けて影響はあるでしょうか?
「全く影響しないわけではないですが、今は選手層が厚く、競争が激しいので、個人的にそれほど心配はしていません」
――冨安健洋はまたケガをしてしまいました。ちょっとケガの体質になっているようで心配です。
「そうですね。冨安が100%のコンディションになることはとても重要ですが、100%でなければ、無理に使う必要はありません。ほかにもいいセンターバックはいますから」
――選手層の厚みは日本の強みですね。
「そうですね」
――67分、伊東のシュートは防がれましたが、個人技を見せました。
「もう少し早くシュートを打ちたかったですね」
――三笘のシュートは、ゴールラインで防がれました。惜しかったです!
「三笘がボールを持つとゴールの“臭い”がします!」
――上田がしっかりとポストプレーをこなしています。
「本当に良いセンターフォワードになりました」
――エールディビジでは22得点とランキングでトップです。
「『日本人が』と言うのが、凄いことですね!」
――2位のミカ・ゴドツ(アヤックス)とは8点差なので、得点王の可能性も高いですね。
「ほぼ決まっていますね!」
――もう決定といっていいでしょうか?
「いいと思います!」

