
サッカー日本代表 三笘薫【写真:田中伸弥】
サッカー日本代表は29日(日本時間)、国際親善試合でスコットランド代表と対戦。伊東純也のゴールで1-0の勝利を収めた。この試合では、コンディションが万全ではない三笘薫を後半のスタートから起用。普段とは異なるシャドーの位置でプレーしている。
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三笘薫をシャドーで起用
三笘薫のシャドー起用を待ち望んでいたファンは決して少なくなかったはずだ。
森保一監督は、スコットランド戦の後半頭から三笘を佐野航大と変えてピッチに送り込んだ。
前半は普段プレーし慣れていない選手たちで組まれたスタメン組ということもあって、攻撃の停滞感が否めず。シュートには持ち込めていたが、やはり連係面のミスは目立った。
そんな中、後半からピッチに立った三笘は49分に、さっそく得意の右足アウトサイドで決定機を演出。後半にはなかった低い位置から背後へのパスを配球する。
他にも66分、またしてもハーフライン付近で、上田綺世の落としを受けた三笘が、ハイラインだった相手DFラインの急所をつくスルーパスを出した。
また、70分には2列目の飛び出しから、一瞬のスピードでポケットに侵入。ゴールとはならなかったものの、決定機を演出している。
シャドーでの起用は、33分間だけだったが、前半にはなかった攻撃の活性化を図っていたのは確実だ。
では、なぜここまで三笘のシャドー起用がいい働きをもたらしたのか。
1つは、プレースタイルの変化だろう。
所属するブライトンでは、加入初期に比べ、ドリブル回数が激減。パスでの打開が圧倒的に増えている。その変化が、今回の試合で明確に出ていた。
データサイト『Sofa Score』によると、相手陣地でのパス成功率100%(13/13本)を記録。逆にドリブルはファウルなどがあったものの、成功率0%となっている。
もう一つは、ポジショニングだと考えられる。
所属チームでは、戦術としてよく左サイドの内側で、ボールを受けるシーンが多い。また、中央でのパス交換からの攻撃の組み立てにも参加している印象がある。
それに加え、状況判断能力も優れている。後半、相手SHが日本代表WBまでラインを押し上げてきた中で、その逆手をとり、空いたスペースでボールを受けるシーンが何度かあった。
これらのように、普段の環境の変化や三笘自身のポテンシャルが相まったことによって、シャドーでも活躍できた。
南野拓実が負傷離脱したことによって、同ポジションの穴埋め問題が生じたが、三笘が担えるのであれば、この問題は解決したようなものと言ってよいだろう。
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