
イングランド代表、日本代表戦予想スタメン紹介【写真:Getty Images】
サッカー日本代表は現地時間31日(日本時間4月1日 3:45 K.O)、アウェイでイングランド代表と国際親善試合で対戦する。FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会開催まで3カ月を切った今、欧州予選を無失点の全勝で突破したW杯の優勝候補である“スリーライオンズ”と対戦する機会は非常に貴重だ。今回はイングランドのスタメンを予想する。[3/6ページ]
MF:エリオット・アンダーソン

イングランド代表MFエリオット・アンダーソン【写真:Getty Images】
生年月日:2002年11月6日
所属クラブ:ノッティンガム・フォレスト
2025/26リーグ成績:31試合2得点2アシスト
イングランド通算成績:6試合0得点0アシスト
ダブルボランチの一角には、所属するノッティンガム・フォレストで評価を高めるエリオット・アンダーソンが入ると予想する。
イングランド生まれではあるが、年代別代表では父方の祖母の出身地であるスコットランドを選択し、2023年8月にはA代表に招集されていた。
しかし、トレーニング中の負傷のためにチームを離れたためスコットランド代表デビューを飾ることはなかった。
その1年後に、国籍をイングランドに変更したアンダーソンはU-21イングランド代表に初招集。昨夏のU-21欧州選手権では優勝に貢献し、大会ベストイレブンにも選出された。
昨年9月にトーマス・トゥヘル体制のA代表に初招集されると、デビュー戦となったアンドラ戦から高パフォーマンスを連発。定まっていなかったデクラン・ライスの相方として主力に定着した。
ユース時代は2列目がメインポジションでボールを扱うプレーが上手く、最終ラインと前線のリンクマンとしての質が非常に高い。
その上でボール奪取能力にも優れており、今季はプレミアリーグで3位となる90回のタックル成功数を記録。デュエル勝利数はリーグでダントツ1位の254回を叩き出している。
日本戦は中盤の軸であるライスが不在であることから、より重要な選手になることは間違いない。ブンデスリーガで3位のデュエル勝利数を誇る佐野海舟とのマッチアップにも注目だ。
MF:ジェームズ・ガーナー

イングランド代表MFジェームズ・ガーナー【写真:Getty Images】
生年月日:2001年3月13日
所属クラブ:エヴァートン
2025/26リーグ成績:31試合2得点6アシスト
イングランド通算成績:1試合0得点0アシスト
ダブルボランチの一角には、27日のウルグアイ戦でイングランドデビューを飾ったばかりのジェームズ・ガーナーが入ると予想する。
マンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身の同選手は、2022年夏に移籍したエヴァートンで主力に定着。正確なキックとSBでもプレーできる万能性が高く評価されていた。
第二次デヴィッド・モイーズ政権で2季目を迎えた今季は、大半の試合で中盤起用されている。これまで以上の鋭いアジリティとタフさが加わったことでプレミアリーグ屈指のボランチへと成長した。
第31節終了時点では、タックル成功数(93回)とインターセプト数(50回)でリーグ2位のスタッツを叩き出している。
この活躍に目をつけたトーマス・トゥヘル監督は、昨年11月の代表戦以降のエヴァートンの試合を何試合か視察。試合後には直接会話を重ねており、晴れて3月の代表戦でデビューを飾った。
ドイツ人指揮官はデビュー戦となったウルグアイ戦のプレーを「ミニ・バルベルデ」だと高く評価した。
本来は日本戦での先発が濃厚だったデクラン・ライスが離脱したことを受け、ガーナーが2試合連続で先発に名を連ねると予想している。
彼以外にアーセナルMFと同じような役割を担える選手は他にいないだろう。
仮にガーナー以外がライスの代理を務めるのであれば、ジョーダン・ヘンダーソンかコビー・メイヌーが先発起用されることになりそうだ。
MF:モーガン・ロジャーズ

イングランド代表MFモーガン・ロジャーズ【写真:Getty Images】
生年月日:2002年7月26日
所属クラブ:アストン・ヴィラ
2025/26リーグ成績:31試合8得点5アシスト
イングランド通算成績:12試合1得点1アシスト
イングランド代表で最も激戦区のトップ下には、モーガン・ロジャーズが入ると予想する。
2024年11月のリー・カーズリー暫定体制で初めてスリーライオンズのユニフォーム袖を通したアストン・ヴィラ所属のMFは、急速に評価を高めている選手の1人だ。
昨年3月に初陣を迎えたトーマス・トゥヘル体制では、デクラン・ライスと並んでチーム最多となる10試合に出場。一気にトップ下の第一候補に躍り出た。
ロジャーズは、ユース年代ではウイングやストライカーでの起用が多かったが、2023年1月にアストン・ヴィラと契約してからは中央でのプレーが増えた。
マーカス・ラッシュフォードやアンソニー・ゴードンほどトップスピードが速いわけではないが、ライン間でのボールキャリーの巧さは現代表の中でも随一だろう。
対峙した選手の逆を突く力強いドリブルと両足から出せる正確なラストパス、強烈なミドルシュートで攻撃の中心を担う。
その評価の上がり方は顕著で、ヴィラ加入時は市場価値が280万ユーロ(約5.1億円)だったのが、現在は8000万ユーロ(約148億円)まで急騰している。
ウルグアイ戦で出番がなかったロジャーズの幼馴染でもあるジュード・ベリンガムにも先発出場の可能性もあるが、ハムストリングの怪我明けということもあり、サブからのスタートと予想している。