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J1 19時間前

「そこには一言では片付けられない、いろんな問題がある」黒田剛監督が考えるFC町田ゼルビアの改善点「どちらかというと…」

text by 竹中愛美 photo by Getty Images
FC町田ゼルビア 黒田剛監督

FC町田ゼルビアの黒田剛監督【写真:Getty Images】



 FC町田ゼルビアは4月1日、明治安田J1百年構想リーグ第11節でFC東京と対戦した。AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)の準々決勝に進出が決まっている関係で、前倒しで行われたが、ホームで0-3の手痛い黒星となった。試合後の会見で黒田剛監督は、失点数の多さについて課題を口にした。

FC町田ゼルビアの黒田剛監督が試合を総括

 黒田剛監督は試合を振り返り、「前半から守備がはまらなかった」こと、「長い時間をかけてトレーニングを積んできたFC東京さんの方がその成果を最初から出してきた印象を受けた」ことを挙げ、こう続けた。

「勝負事の綾なので、結果論になりますが、最初に訪れた決定機を我々が外し、そのあとに決められたことで凄く試合を難しくしてしまった」

 黒田監督が指摘したように、町田は前半29分、中山雄太のスルーパスに抜け出した藤尾翔太がシュートを放つも、相手GKの田中颯に止められてしまう。

 その直後の32分、遠藤渓太に先制点を奪われた。

 失点はディフレクション、バックパスのミス、PK献上という形だったこともあり、「消化不良という形で終わったゲームでもある」と率直な思いを明かした。

 初参戦中のACLEもあり、今季は過密日程が組まれ、選手のやりくりはそう簡単ではないだろう。
 
 当然、コンディションの面で難しさは増す。だが、消化試合数が1試合多い状況ということを加味しても、東地区で失点数ワーストの15失点は、堅守を誇る町田にとってはいただけない数字であることは間違いない。



「どちらかというと、献上するような失点が今年に関しては多い。(ボールを)取っても取られるような状況も多い」と今季の傾向について述べ、こう続けた。

「そこには一言では片付けられない、いろんな問題があると思う。組織として、個人として、いろんな問題を一斉に解決できるかというと、PKも含めて、なかなか難しいとは思うけど、結果には満足していない。守備はもっと全体でやらなければいけない。

 ただ、現状なかなかそれがうまくいっていない。時間をかけてでも改善していかなければいけない。3失点といっても、すべてが崩されたわけではないので、失点に至るまでの状況を改善させていく作業をやっていかないとなかなか失点は減っていかないと思います」

 中3日で臨む次節の相手は奇しくもFC東京だ。試合後の順位は敗れたことで、町田が3位に転落し、FC東京が2位に浮上した。首位・鹿島アントラーズを追走するためにも負けられない戦いとなる。

「勝負ごとですし、引きずってもしょうがないので、切り替えて、同じ相手に2連敗することのないように準備を進めていきたいと思います」

 日程やコンディション面で言い訳などはしない。今起こっていることに対して向き合い、やるべきことに目を向けていくことが勝利への近道となるはずだ。

(取材・文:竹中愛美)

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【了】

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