
女子アジアカップ【写真:Getty Images】
FIFPROアジア・オセアニアは、なでしこジャパンとオーストラリア女子代表がAFC女子アジアカップ オーストラリア2026を総括する声明を発表。大会の成功を称えるとともに、女子サッカー界が抱える課題について強いメッセージを発信した。
なでしこジャパンとオーストラリア女子代表の声明
声明の冒頭には、オーストラリアで開催されたAFC女子アジアカップについて「女子サッカーが持つ商業的・文化的な力は疑いようのないもの」と振り返り、運営や環境の質の高さに感謝を示した。
また、大会を通じて女子サッカーの成長が止まらないものであることが改めて証明された一方、「まだ大きな可能性が残されている」と、さらなる発展の余地にも言及。女子サッカーの賞金規模が世界的に見ても依然として低く、男女間の格差が解消されていない現状を指摘した。
同大会前にはAFC(アジアサッカー連盟)に対し、賞金の平等化や公平な分配、持続可能なレガシー構築への協力を求めたものの、「現時点で提案は受け入れられていない」と明かしている。
さらに、インド代表のユニフォーム問題や、韓国代表と協会の対立、イラン代表選手の勇気ある行動についても触れ、AFCと選手が向き合うべき課題であると示した。
これらの問題については、「パートナーシップのもとで解決可能」と、協力を呼びかけている。また、2027年に行われるFIFA女子ワールドカップにおける賞金平等の実現にも期待を寄せた。
最後には「この地域における女子サッカー選手の平等と尊重の実現に向けて、これからも闘い続ける」と強調した意思が示された。
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