
サッカー日本代表 3月ガッカリ選手【写真:田中伸弥】
サッカー日本代表は3月のイギリス遠征でスコットランド代表、イングランド代表にそれぞれ1-0で勝利した。全体的に充実した代表ウィークとなったが、もちろん全員がアピールに成功したわけではない。今回は、実力を発揮しきれなかった選手をピックアップして紹介する。[1/5ページ]
DF:菅原由勢(すがわら・ゆきなり)

サッカー日本代表 菅原由勢【写真:田中伸弥】
生年月日:2000年6月28日
所属クラブ:ヴェルダー・ブレーメン(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:25試合0得点4アシスト
3月シリーズ成績:2試合0得点0アシスト
第2次森保ジャパン立ち上げ時に不動の右サイドバック(SB)として重宝された菅原由勢が苦しんでいる。
3月シリーズでは2試合に出場したものの、2026 FIFAワールドカップ(W杯)最終メンバー入りに向けたアピールはできなかった。
3-4-2-1の右ウイングバック(WB)として先発したスコットランド代表戦では、攻守両面において物足りなさを感じさせた(62分に交代)。
数年前まで森保ジャパンの武器になっていた高精度のクロスやインナーラップは影を潜め、守備でも逆サイドから入れられたボールに対する絞りの甘さが垣間見えた。
システムの弊害を受けている側面は確かにある。
絶対的な主力だった頃、森保ジャパンは4バックを採用しており、菅原は時に“中盤化”する攻撃的な右SBとして活躍した。
だが、現在のチームは3バックをメインにしており、菅原の起用ポジションは右WB。立ち位置のみならず役割も異なるWBにアジャストしきれず、シャドーやボランチとの連係不足、守備対応の甘さといった粗が目立ってしまった。
チームが押し込まれていた80分から途中出場したイングランド代表戦でも、これといった見せ場は訪れなかった。
右WBは堂安律や伊東純也の優先起用が予想され、守備を重視してセンターバックの選手を置く可能性もあるポジションだ。
競争環境の厳しさ、そして3月シリーズの出来を勘案すると、チームに菅原の居場所はないようにも思える。