
サッカー日本代表 3月ガッカリ選手【写真:田中伸弥】
サッカー日本代表は3月のイギリス遠征でスコットランド代表、イングランド代表にそれぞれ1-0で勝利した。全体的に充実した代表ウィークとなったが、もちろん全員がアピールに成功したわけではない。今回は、実力を発揮しきれなかった選手をピックアップして紹介する。[3/5ページ]
MF:鈴木唯人(すずき・ゆいと)

サッカー日本代表 鈴木唯人【写真:田中伸弥】
生年月日:2001年10月25日
所属クラブ:フライブルク(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:22試合4得点3アシスト
3月シリーズ成績:2試合0得点0アシスト
期待値の高さの裏返しではあるが、鈴木唯人もよりアピールできたはずの1人だ。
フライブルクで攻撃の中核を担う活躍をしているだけに、3月シリーズはやや消化不良感が残る結果となっている。
2025年7月の加入以降、鈴木はフライブルクで存在感を強めている。
フィジカルや戦術が重視される“現実的な”チームの中で、鈴木は高い技術力を駆使して違いを生み出す異端者。ブンデスリーガで22試合4得点3アシストと確かな数字を記録したところでイギリス遠征を迎えた。
スコットランド代表戦に先発した鈴木は、右シャドーの位置で積極的に仕掛けた。
42分には鋭いドリブルシュートを放つなど、ドイツで見せているプレーの片鱗は垣間見えたと言える。
だが、訪れたチャンスを確実に決めきる力や、チームメイトとの連係といった面は今ひとつの出来に。
62分にベンチへ下がるまで、真の意味で相手の脅威になることができなかった。
続くイングランド代表戦はベンチスタートとなり、80分からピッチに投入された。
同時間帯はチームが押し込まれていたため、鈴木に見せ場らしい見せ場は訪れず。
2試合を通して、2026 FIFAワールドカップ(W杯)最終メンバー入りを確信させるようなインパクトはなかった。
パリ世代のエースにとって、この3月シリーズはW杯本大会出場の通過点となるのか、それとも……?